- 平岡 美香
- フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
「ひとけ」とは、非常に大雑把に例えると、「人の気配」を意味します。
赤ちゃんが「お母さんのにおい」に安心するように、冬の日玄関のドアを開けると「温かさにほっとする」。そんな血の通った温かさに私たちは安心するのです。
この「ひとけ」は、お店にも当てはまる言葉です。だれも活気のないがらんとした店に入りたい、そんな人はいないはずです。
別に、「サクラ」のお客を用意しなくても、「ひとけ」は演出できるのです。
お客様がいない時でも、お店のスタッフが5分に一回でも、テーブルを拭いてまわる。それだけでもよいのです。
それでも、外からは人の気配が見えている。これが大事なのです。それでお客が入ってきたら、「いらっしゃい、ちょうどよかった、さっきまで満席で・・・」と声をかける。
これだけでお客様は「僕たちラッキー!あいててよかった」と気持ちよくメニューを見始めるはずです。
ほかにも、弊社のお客様のお店は、駐車場に社員の車を何台かわざと停めています。ガラガラの駐車場にはお客さんが入ってこないからという理由です。
人だかりがしていたら、思わず立ち止まって覗き込む。忙しそうに人が動いていたら、人はつられて足を止めるのです。
お客様の足を止める最高のアイキャッチは、看板でもカッコイイ店構えでもない、「人が入っている」ということです。
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