平成23年度の税制改正で、相続税が増税になりそうです。
具体的には、
・ 基礎控除の引き下げ
5,000万円+1,000万円×法定相続人の数
→3,000万円+600万円×法定相続人の数
・ 最高税率の引き上げ
50%→55%
・ 生命保険金の非課税の原則廃止など
従来は資産の圧縮に主眼が置かれていた相続税対策ですが、
それも限界にきており、今後は生前贈与も含めたより積極的な対策が必要となります。
贈与税については、非課税枠が拡大される可能性があります。
先祖代々の土地を残すのが最善なのか、
又は資産をより増やして子孫にいい財産を残すのがいいのか。
それぞれ家庭の事情によって対策は異なりますが、相
続税対策は早い段階での対策・対応が絶対に不可欠です。
早めの行動が有効な相続税対策であることは今も変わりませんので、
不安な方は信頼できる専門家に相談されることをオススメします。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
資産運用と節税のことならお任せ下さい。運用会社出身の税理士。
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