金融政策で景気は良くなるか - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

森本FP事務所 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー
050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月17日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

金融政策で景気は良くなるか

- good

  1. マネー
  2. お金と資産の運用
  3. 資産運用・管理
くらしを守るマネー管理術 FP森本直人は、こう考える

日銀は30日に追加の金融緩和策を決定したようです。

一部の企業は、この資金を調達して
国内外の投資に振り向ける可能性もあり、
ある程度の効果は期待できそうです。

ただ、あくまで対症療法的なものであって、
根本治療には、つながらないかもしれません。

というのも、問題は、お金という血液が足りないことではなく、
血液を送る心臓のポンプが弱りきっていることにあるからです。

ちなみに、ここでいう心臓のポンプとは、
「消費」と「投資」です。
血液を大量に注入しても、循環しなければ、意味がありません。

実際、今円高なのは、
「日本人は、ここまで金利が低下し、円高が進んでも
なお現金(円)にしがみつく」
と海外の投資家から見透かされていることもあります。

多くの人がしがみつく資産であるからこそ、
円が安全資産として選ばれているわけです。

そこで、景気回復や円高克服に向け
今個人ができることがあるとすれば、消費行動と投資行動です。

単純に言えば、お金をどんどん使うことです。

ただ、そうは言っても、消費や投資をして、
お金が減るのが怖い、将来も不安だ、という声は多く、
日本は、かなり重症の可能性もあります。

そもそも、「金は天下のまわりもの」といって、
石油や鉱物などの天然資源とは異なり、全体として枯渇する
ことはないものです。

したがって、どんどんお金を使っても環境が破壊される
ようなことはなく、むしろプラスになって、
自分に帰ってくることもあるわけです。

結局、景気やお金の問題は、「心(心臓)の問題」とつながっている。
そういえるのではないでしょうか。

日本は、物質的な豊かさよりも心を豊かにするにはどうしたらよいか
を考える時が来ているのかもしれません。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / ファイナンシャルプランナー)
森本FP事務所 代表

オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「くらしを守るマネー管理術」のコラム

老後2千万円必要は本当か(2019/06/10 17:06)

今年1年を振り返って(2016/12/22 18:12)

投資をしない理由(2016/10/28 17:10)

このコラムに類似したコラム

金融政策は一線を越えたのか 森本 直人 - ファイナンシャルプランナー(2013/04/08 17:04)

「日銀、追加金融緩和策発表!」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2012/12/22 16:26)

「世界経済、下方修正へ」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2012/10/12 18:00)

「日本の競争力、さらに低下!?」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2012/09/14 16:02)

「長期国債保有、紙幣の発行残高を超える!」 荒川 雄一 - 投資アドバイザー(2012/08/17 14:03)