その為、従来の換気口を取りやめ、基礎と土台の間に2cm程の高さのプラスチック片を挿入しその隙間から通風を確保しようとする工法が基礎パッキン工法(ネコ土台)である。もう一つ長所として、基礎と土台が直接触れていないので、湿気が土台に伝わり難く土台の耐久性能が向上する事である。立ち上がりに開口部を設けない為、余分な補強筋も必要なく、今後一般的工法になると予想される。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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