おはようございます、「古関裕而記念音楽祭」というイベントです。
昨日からの続き、出版業界全体の問題点でも。
典型的な制度疲労業界なのだと思われます。
以前、とある出版業界の方とお話をしていたときにおっしゃっていましたが
「この業界も相当に変化が少ない業界でして」とのことでした。
私は常日頃から「日本の産業は全体的に制度疲労を起こしている」という
ことを主張しています。
例えば私のような資格業しかり、出版のような業態しかり、もちろん
土建や製造などもしかり、すべての業界において起こっているのは
「既存の仕組みが収益を生まない構造になりつつある」ということかと。
これもまた自著や色々なところで主張しているのですが、
もっとも大切なことは
・今やっていることをやめること
なのだと思います。
まずやめる、それから新しいことを始める。
とりあえず出版業界についていえば、新刊に頼る体質を改める必要があります。
既刊を活かすなり、流通の方法を変えるなり、書店との新しい関係を構築するなり、
手を付けるべき場所はいくらでもあるのでしょう。
私は業界のプロというわけではありませんので具体的な方法までは
踏み込むことはできません。
しかし、改めて素人の目線から出版業界をみてみると、現状の体制では
個々のプレイヤーがそれほど長くはもたないように感じられます。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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