昨日からの続き、事業の意識化について。
意識化を進める場合、二つの目を持つようにすることをお勧めします。
よく「木を見て森を見ず」という言葉が使われますが、眼の前の木を
見なければぶつかってしまいます。
木も見て森も見る目が必要です。
今日やらなければならないことも見えないのに、10年先の展望が
開けるわけがありません。
内側からばかりみていては分からないこともあります。
第三者の意見は素直に聞いておくべきです。
事業経営には、自社の業界とは関係のないような人間の目を入れる
ようにしておいた方が無難です。
また、外側からでは理解できないこともあるでしょう。
第三者の意見が全く役に立たないこともあるはずです。
それは適宜取捨選択をしていけば良いわけで。
大切なことは視野を狭めないことです。
体を固めず、視野を広く取り、ある種の遊び心を持ちながら事業をすることが
必要です。
とかく人は安定を求め、一か所に固まり、自分なりの理屈を作りたがります。
しかし、その安住の地に留まっていられる時間は大して長くはありません。
必要なことは、自ら動くことです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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