おはようございます、今日はどんと焼きの日です。
御札とか、そろそろ返しにいかないとな・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
動画配信もはじめました!
会社から社長さんが死亡により退場したとき、様々な悪影響が出ることについて触れました。
そもそも、規模の小さな会社では「会社の看板」に大して意味はありません。
ずばり「社長さんその人」の信用力で、事業が成立しています。
そこで死亡保険金があると、何が可能なのか?
ずばり、時間稼ぎです。
入ってきた保険金で会社のお金に少し余裕があるうちに、次のようなことに取り組みます。
・次の社長を決めて、内外に向けてそれを知らせていき、信用力を取り戻す。
・実務面における社長が担っていた仕事を明確化し、引き継ぎや分散を行う
・取引先に対する支払いが滞らないように注意し、売上先に対する請求の滞りを解消していく
・金融機関としっかり交渉し、返済について問題が生じないように手を打つ
これらの作業を完全に済ませるには、短くても半年、長ければ年単位での時間が必要です。
こういった作業をするに当たり、死亡保険金があると、ほんとうに助かります。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家

- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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