おはようございます、今日は週刊誌の日です。
ここ最近、雑誌が読み切れていません・・・いかんなぁ。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
動画配信もはじめました!
事業がうまくいって利益が蓄積してくると、その一部が配当として出資者に支払われる。
これが株式投資における、もっとも基本的な運用方法です。
ただ、この配当という手法については、いろいろと個別事情が絡んできます。
というのも、この配当という考え方について、企業や業界ごとにスタンスが大きく異なるからです。
配当について、企業の側から考えると、次のようなスタンスがよくみられます。
・利益がある程度出たので、出資者に対して配当を支払う必要があると思われる
・しかし、配当としてお金が出ていってしまうと、事業経営に使える資金がそれだけ減少する
・ここから先の事業でも、設備や人材など投資しなければならない分野が多数ある
・なので、配当は控えめにして、企業内部にお金を残しておきたい
配当というのは、企業の側からみれば資金の流出です。
事業経営者というのは、やはり手元のお金は少しでも多く残しておきたいのが人情です。
特に昨今のような経済の激変期だと、配当についてあまり支払いたくない企業は、増えているのかと。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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