- 福島 多香恵
- チェアロビクス創案者 フィットネスアドバイザー
- ピラティスインストラクター 社会福祉士
みなさま、こんにちは。
アクティブな毎日を送っている方にはピンとこないかもしれませんが、
今日は寝たきり予防について考えてみました。
加齢による体力の低下を減らすためには、
全身を使うような活動を生活の中に取り入れることが必要です。
寝たきりになると廃用性筋力低下・呼吸循環機能低下をひきおこし、
社会的つながりも減少します。
身体機能の衰えは脳にも及び、時間や場所にたいする失見当識、、などを経て、介助が必要になっていきます。
具体的には、日常生活活動尺度(ADL)として用いられている
トイレットや尿便失禁、飲水、食事、床から椅子などへの移動、
手を洗う、歩行、入浴、着衣・脱衣、階段昇降などの介助が考えられます。
これらの悪循環を断つためには、
日常に楽しみをつくったり、生活の中に簡単な目標をつくり実行していくことが大事です。
たとえばこんな目標をたてる方もいらっしゃいます。
「信号が変わらないうちに横断歩道をわたる」
運動習慣がない人にとって、これができるってすごいことなんです。
ただし、痛みがある場合は無理して歩いてもつらいものがあります。
痛みに対して我慢強い方も多いのですが、、、
痛みの緩和・除去対策が欠かせません。
運動を指導する立場としては、自分だけで抱えるのではなく、
多職種連携で生徒さんたちの健康を守っていきたいと願っています。
最後にもう一度繰り返します。
日常に楽しみをつくりましょう!
また、生活の中に簡単な目標をつくり実行していくことが大事です。
加齢による体力の低下を減らすためにも、
全身を使うような活動を生活の中に取り入れる具体的な目標をつくってください。
このコラムの執筆専門家
- 福島 多香恵
- (ピラティスインストラクター 社会福祉士)
- チェアロビクス創案者 フィットネスアドバイザー
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