- 藤永 英治
- 藤永カウンセリングルーム 院長
- 大阪府
- 心理カウンセラー
対象:心の病気・カウンセリング
- 斉藤ヒカル
- (潜在意識セラピスト)
- 快眠コーディネイター 力田 正明
- (快眠コーディネイター)
皆さんは日常、どのようにこころの安定につながる作業をされているでしょうか。仕事が忙しいからとか面倒くさいからとかで、心の満足度を下げていませんか。あるクライエントさんは入浴をシャワーだけ。それも週に2〜3度という方がおられました。これは日常生活者にとって非常に合理的なお考えです。なぜなら光熱費や水道代が節約できるからです。しかしながら、全くこころを癒す作業になっていません。入浴するなら、ちゃんと浴槽に浸かってカラダ全体を温めるべきなのです(10分ぐらい)。身体が温めれば自律神経が安定し良い睡眠が得られます。私の場合、浴槽にハーブのバスソルトなど入れて、その香りを楽しんでいます。その相乗効果も相まって気分がとても落ち着きます。こころを癒す作業は抗ストレス対策になります。次にペットについてです。今は空前のペットブームですね。ペットを飼われている方は皆さん、全員こころが癒されるからと、おっしゃいます。確かにフワフワするモノ(毛皮)に触れば人間は本能的に癒されるのです。これは幼児期の体験が蘇るからです。赤ちゃんの頃、お母さんの乳房に触ったフワフワ感の記憶や胎児の頃の子宮の思い出が蘇るからです。人が癒されるためには、まず人間の本能的な原点に帰るということです。次に食事です。皆さんはどのような食事をされているでしょうか。これもクライエントさんから聞いたお話なのですがインスタント食品やファーストフードなどが日常的に多いのです。人間は家畜ではありません。ですから食事がエサになってはいけません。食育と言って食べることは、こころを癒す作業に大変重要な役割を果たします。自分の身体を構成する細胞は様々な物質を要求します。ですから偏った食品ばかり食べているとココロの調子も悪くなるのは当然です。ノートに過去に食べたものを記載し、1ヶ月分の食品を点検してみれば、いいかもしれません。ご自身で料理し、良い食材で多種類なものを、少量たべるのが心身にいいのです。食べる時間も短くありませんか。フランス人は1回の食事に1時間もかけます。日本人は平均15〜20分ぐらいでしょう。ご飯を食道に詰めこむ食べ方は最もいけない食べ方です。なぜなら食感や味がわからず、こころが満足しないからです。そして食道癌や胃がん、糖尿病になるリスクが高くなるからです。食事は、よく噛みましょう。噛むことは脳の発達にもいいことです。こころが満足するということは、生きがい度が増すということなのです。自分で食材を買いに行かず、料理もせずに即席で便利なものばかりに頼っていると、こころが、なえて癒されません。現代はお金があれば、大体のものや時間が買えます。実はそのことが、こころをダメにする一因になっているのも事実なのです。何事も手間暇かけて自分で、やっていくことが心の復活には欠かせないのです。心の復活に近道はありません。
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