
- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
桜の見頃も、東京では今週末といったところですが、市場での今後の注目点は、増税後の影響が4-6月期にどのように現れるかです。
私も昨日コンビニにいって、いつも通り「表示金額」を用意していたため、レジで外税が加わった総額を見て、一瞬焦ってしまいました。
やはり、「税抜き価格」が視覚に飛び込むので、“増税感”たっぷりですね。
慣れるまでには、もう少し時間がかかりそうです。。。
さて、先日日銀が発表した資金循環統計によれば、2013年末の海外への証券投資額が、478兆円と1年間で18%増加し、過去最高を更新したとのことです。
表面的には、“アベノミクス効果”により、国内の低金利を嫌気して、リスクをとって運用を始めた人が増加したと言えます。
ただ、裏側では、膨らみ続ける日本の借金を危惧して、海外証券へ資金が向かったという一面もあるのではないかと思います。
個人投資家の海外への投資手段で一番多いのが、投資信託です。
投信経由の海外証券投資額は66兆円と、こちらも前年比16%も増加し、過去最高の残高となりました。
私が長年提唱している海外直接投資を行っている人は、まだまだ少ない状況ではありますが、国内投信を通じてでも、「国際分散投資」に取り組むことは、非常に価値あることだと思います。
この流れが、一時的なものでなく、中長期的に国民全体に広がっていってもらいたいと心より願っています。
誤解が無いように言えば、海外証券投資は、決して「日本売り」ではありません。
日本の国をしっかり維持し、私たちの生活を守っていくためにも、資産運用において、「長期国際分散投資」の視点は、欠かせないということです。
これからも、海外直接投資、そして国内投資信託を通じた「資産運用」のお手伝いに注力していきたいと思います。
では、今週末も世界が平和で、穏やかな日々でありますように!
このコラムの執筆専門家

- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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