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柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月29日更新

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「世界の上場投信(ETF)の残高最高!」

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こんにちは!

さて、世界の上場投資信託(ETF)の9月末の純資産残高が1.84兆ドル(約150兆円)と過去最高になったことがわかりました。

 

これは、20011年末の残高と比較して、21%増となっています。

ETFは、投資信託に比べ、手数料が割安であると共に、株式同様、流動性が高く、市場で換金しやすい特徴があります。

 

アメリカの大手運用会社ブラックロックの調査によれば、今年の1-9月の資金流入額は1826億ドル(約15兆円)、また商品数は4748本となっています。

 

投資対象としては、米国株への拡大が続いているほか、新興国、そして債券を対象としたETFにも資金流入が続いています。

 

一方、国内に目を移すと、日本での個人投資家の利用度はまだまだ低いのが現状です。

昨年12月末の純資産額は、2兆700億円程度の規模にしかなっていません。

 

ただ、ここにきて、日本の保険会社や地銀などの機関投資家は、ETFを用いた国際分散投資に、数百億円単位の運用を開始しています。

 

透明性、流動性が高い金融商品の為、個人投資家にもメリットが大きいと言える商品ですが、伸び悩んでいる理由がいくつかあります。

 

一つには、国内ETF市場の出来高が小さいこと。また、株式同様、時々刻々に価格変動があること。投資信託に比べ、市場動向に合わせて、売買のタイミングを決めなければならないこと(投資判断)などです。

 

従って、商品性は投資信託に近いといえますが、実際の取引は、現在の株取引と同じく「買って、黙って保有する」というだけでは勝つことはできません。

 

では、個人投資家はどのように対応すればよいのでしょうか!?

 

実際に、成功している人の例をみてみると、

1.      出来高、本数が多いニューヨーク市場のETFを用いている

2.      あまり投資対象が狭いETFではなく、先進国、新興国の株式、債券、REITなどの指数に連動するETFに分散投資を行っている

3.      株式同様、売買のルール(利益確定、損切り、組み換えなど)を明確にしている

の3点が挙げられます。

 

逆にいうと、上記3点が持てないため、利用者が増えないということも言えるのでしょう・・・

 

あとは、自分でできない場合は、きちんとサポートできるアドバイザーを用いる方法もあります。

 

私の会社でも、現在、ETFの「モデル・ポートフォリオ」の試験運用を行っています。まずまず順調な運用結果となっていますので、また別の機会にご紹介したいと思います。

 

ETFに限らずですが、「自分の資産運用の為に時間が取れない方」は、是非、きちんとしたプロに託すことを考えられたほうが良いでしょう。

 

私自身も、昔は、自分で株や先物のトレーディングを行ってきましたが、自分の仕事やプライベートがある中、常時(仕事の合間合間に)マーケットを観て、勝ち続けることは無理だと気付きました。

 

人間、一番効率の高い「収益を上げる方法」は、最も自分の得意分野で、収益性の高い仕事で稼ぐことです。

いわゆる“本業”というやつですね。

これしかありません。

 

逆にそれ以外のことは、なるべく、その道のプロに託したほうが“成功の確率”が高くなるということだと思います。

 

最近、特に“実感”です。

 

では、今週末も、穏やかな日でありますように!

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