国際金融センター構築をする上で、
香港やシンガポールに比べ、
所得税の税率の高さがネックとなっているとの認識で、
所得税の税額の上限を2億円までにしようという案があるようです。
香港は17%、シンガポールは20%の税率で、
日本は45%、住民税合わせると55%になるので、
比較にならないくらい高いです。
税金が安くなるのはいいことですが、
所得税2億円払っている人は
一体何人くらいいるのでしょうか。
平成24年の納税者で、
2億円超の納税者数は全国で3762人いるそうです。
このような人にはハッピーでしょう。
しかし、国際金融センターを目指すなら
税金だけでなく、規制も撤廃しないと難しいでしょう。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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