- 平岡 美香
- フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
二つ目の「マンネリになっている」お店は、お客様を遠ざけてしまいがち
です。マンネリは自分達の思考停止を意味し、世の中の変化に対応でき
なくなります。
それは商品やメニューだけでなく、盛付けや器使い、見せ方や提供方法
などのサービス、店内環境や空間造り、コスト管理、スタッフの採用方法や
育成方法、運営手法までありとあらゆる分野に及びます。
自分達に進化が無ければ、立ち止まっているならばマンネリが更に静かに
進行してしまいます。特に変化が速く、競争が厳しい昨今、常に改善を続ける
ことがとても大切です。
三つめの「学ばない」お店は、競争力が弱まり業績を落とします。それほど
大切な“学び”は、大きく二つの“教育”と“学習”に分けられます。
教育は、学校教育に代表されるように、第三者から教えられることです。
学習は、自主的に自分で体験し経験を蓄えることで強制することはできま
せん。
従って、教育がなくても学習は成り立ちますが、学習なき教育は効果が
上がりません。
「馬を井戸端に連れていくことはできるが、馬に水を飲ませることはでき
ない」の例えのように、学ぶ大切さを全員に理解させることが肝心です。
この厳しい経済環境のなかで業績を伸ばしているお店(企業)は、まったく
新しい発想、革新的な手段・方法、新機軸などを打ち出しイノベーションを
続けた企業のみです。
今こそ、スタッフに「学習投資」して、「イノベーション」を起こし続けることが
とても重要になっています。それが繁盛への近道となります。
<弊社メールマガジンより抜粋>
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