今日は経営戦略策定メンバーについてのお話です。
中堅・中小企業にも経営戦略が必要な時代になりました。
日々の業務をこなしているだけでは、激化している競争環境を勝ち抜くことはできません。
経営資源の制約が大きい中堅・中小企業だからこそ、企業の進べき方向性を明確に示すことが重要になってきます。
経営戦略を策定する際のポイントとして、経営戦略策定メンバーの選出を挙げることができます。
経営トップをはじめとする経営層を中心に、経営戦略について議論を進めることが基本となるでしょう。
但し、次の時代を担う次世代経営層候補者からも経営戦略策定メンバーを選出することは意味があります。
将来経営戦略を実行し、企業が変わった際に中心となって活躍しているであろうメンバーの意見にも耳を傾けるわけです。
中堅・中小企業の多くは、経営戦略を実行する際には、様々な困難が伴うはずです。
経営戦略策定も大変なことではありますが、実際に経営戦略を実行していくこともまた大変なことです。
自分たちで納得して決めた経営戦略を、責任を持って自分たちで実行していく。
経営戦略は策定して終わりではありません。実行されてこそ意味があるものなのです。
横浜で働く中小企業診断士長谷川進のブログ
このコラムの執筆専門家

- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
080-5450-9751
「経営戦略」のコラム
自分自身の見せ方(2022/07/26 10:07)
当たり前のことができる安心感(2022/03/10 10:03)
優しさと厳しさの共存(2022/02/07 11:02)
ステークホルダーとの信頼関係(2022/01/28 10:01)
時代とともに当たり前のことが変わる(2022/01/19 11:01)