SCENE１０　　腹時計も、体内時計の一つ！

　みなさん！　早いもので、今月もあとわずかですね。　猛暑しか思い出せない１ヶ月でしたが、最近は、幾分、朝、夕方は過ごしやすい日が、多くなってきました。　と、喜んでいると、今度は台風シーズンですね。　早速、この週末、日本を横断していくような感じですね。　昔のような、四季を楽しめる気候からは、遠ざかっているような気がします。

◆   体内時計・・・　まさに、体内に時計があるようなものです。

　我々の体には、２００以上のリズムがあります。　たとえば、血圧のリズム、体温のリズム、眠気のりｚむなど・・・。　内臓などの細胞に、小時計があるイメージです。　

そのボス時計が、全体の調和を図る体内時計として、目の奥にある視交叉上核というところにあります。　　腹時計も、お昼の時間になると、自然と、時計が鳴り出します。　それは、食事のリズムがあるからです。　食育では「　何を食べるか　」　ガ大事ですが、　睡眠では、「　いつ食べるか　」　が、大事になります。　

食事から生成されるホルモンなどにも、関係してくるので、食事の時間って、とても大事です。

この体内時計の不思議さは、１日が２４時間ではないということです。　２４．３から２４．５時間と言われています。　その端数の時間を調整するために、私たちの体内時計は、朝、２５００ルクス以上の光を浴びると、１日のスタートとしてリセットします。　２５００ルクス？　心配しないでください。　曇りの日でも、５０００ルクス以上はあるので、まず、ベランダなり、近くを散歩するなりして、体内時計をリセットすることが、細胞の活動に必要です。

　この体内リズムは、睡眠だけでなく、上手に使えば、仕事の生産性もあがります。

「　デスクワークは、午前中のほうがいい　」　などです。　集中力の持続時間は、９０分が限界といわれていますが、これも９０分サイクルがあるからです。　タバコを吸う、アメを食べたくなるなども、９０分周期です。

◆   私たちの体を構成している細胞にある小時計を、ボス時計により、リズムを奏でることにより、社会生活リズムに合うようになっています。　しかし、個人差があるのですが、この時計がズレやすい人は、昼夜逆転にもなりやすいので、朝の光をあびて、ボス時計をリセットすることから始めてください。

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