
- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
株式会社サイバー・ヨガ研究所の辻です。
昨日は、静岡朝日テレビ「スポーツパラダイス」様のテレビ取材でした。
★2013年4月19日(金)23:10~O.A!★
番組コメンテーターの元サッカー日本代表の澤登 正朗さん、森 直美アナウンサー、番組プロデューサーの小林 悟さん、
他、マネージャーさん、カメラマンさん、音声さん、スタイリストさんを合わせまして総勢10名の方々にお越しいただきました。
澤登さんは、別の番組の収録後にそのまま当スタジオに駆けつけていただきましたから本当にご苦労様です。
静岡朝日テレビの皆様も静岡からはるばるありがとうございました!
澤登さんは、笑顔が素敵で物腰が柔らかいとても紳士的な方でした。
森アナウンサーは、とてもかわいらしい方で、頭の回転が速い方でした。
小林プロデューサーは、明るい性格で段取りが良く、テキパキされている方でした。
今回の番組のテーマは、「アスリート必見!無敗脳の作り方!」です!
ACミランが導入している最新型のマシーンでストレスの状態を「見える化」し、
本番で強くなる脳」の作り方までをレクチャーさせていただきました。
撮影を終えて思ったことですが…内容は…
面白すぎます!!
実際に自律神経の状態をチェックし、それがストレスが加わることでどう変化していくのか…?
それが実際にデータとしてご覧いただけます!
そして、特筆すべきは、澤登さんのストレス状態からの驚異的な回復能力ですね。
あれほど、元の安静状態にいち早く戻られる方は初めてでした。
やはり、全日本クラスともなりますと、失敗などを引きずっていてはとても世界とは戦えませんから、それがデータに如実に表れていたといえます。
もう少し詳しく説明しますと、実はストレスに影響を受けない人は存在しません。
皆、同じように驚かされたり、ショッキングな出来事がありますとストレス反応が身体の中で起こります。
では、ストレスに強い人とはどういうタイプの人なのでしょうか?
…様々な要素がありますが、その一つにストレスを受けた後の安静状態への回復の早さだといえます。
スポンジに例えるなら、凹む度合いが大きければ大きいほど、回復に時間を要します。
逆にいいますと、この凹む度合いを最小限に抑えることができるようになればそれだけストレス状態から早く回復ができるということです。
この凹み度合いは、「結果」を意識すればするほど(人への要求や依存も含む)大きくなります。
それは、「結果」を意識することで過去の失敗体験を記憶している脳の「扁桃体」が活性化するからです。
この「扁桃体」が活性化すると、
①緊張モードの「交感神経」が活性化する。
②脳の「運動野」から筋肉への指令とは別ルートで「扁桃体」が筋肉に向かって指令を送るようになり、
結果、体の中でパニックが起こり、筋肉の硬直現象(イップス)が引き起こされる。
このように、「結果」を意識することがいかに科学的にも良くない状態か、ご理解いただけると思います。
では、「結果」を意識しないようにするにはどうすれば良いのか?
実は、その解決方法も番組内で紹介しております!
その解決法とは…!?
筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史
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