そこで、補強で済ませるところは補強し、補強では済まない処は取り替え等々を施し、地震等に抵抗出来る耐力を付加させました。
この家は以前に違法で、三階を建てており、それが最も危険と判断し、三階の床を落として吹き抜けに改造しました。子供が嫁ぎ今はもう使っていない危険なだけの空間を光と風邪が通り抜ける道に改造しました。
まもなく完成です。完成後は見学会の開催を了承頂いておりますので、またご案内致します。
このコラムの執筆専門家

- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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