「死刑」を含むコラム・事例
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人間はみんな、死刑囚です
刑務官として、長年、勤めていた方の話によると、刑務所で充実した生活をおくるのは、意外なことに、無期懲役囚よりも死刑囚だそうです。 普通に考えれば、死を宣告されたほうが、自暴自棄になって問題を起こすと考えがちですが、実際はその反対。 無期懲役囚のほうが、獄中で毎日だらだらと過ごしては、しょっちゅう問題を起こすというのです。 一方、死刑囚の中には目をギラギラと輝かせて、執筆を始...(続きを読む)
- 宮本 ゆかり
- (ビジネススキル講師)
足利事件、菅家さん釈放 その2(4)
5 科学信仰からの脱却 足利事件では、警察側の科学捜査担当者がおこなったDNA鑑定が有罪の根拠として大きな役割を果たしました。当時のDNA鑑定はせいぜい800人に一人程度の精度しかなかったのですが、菅家さんの無実の訴えが一審から上告審まで全てしりぞけられた最大の理由は、この鑑定結果とそれに基づく捜査段階での自白でした。 このような一種の科学信仰とも言うべき態度は、今でも...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
足利事件、菅家さん釈放 その1(2)
いまさら戻らない17年半 菅家さんの両親は、息子が凶悪犯人であるという濡れ衣を着せられたまま亡くなっています。菅家さん自身、今後の刑事補償、国家賠償で幾ら金銭の補償をされても、身柄を拘束された17年半は今さら戻ってこないのです。このように、えん罪は取り返しのつかない悲劇を生みます。 私から見ると、菅家さんのような立場に置かれた場合、えん罪を晴らすことが出来ずに誤った有罪判決...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
脳死は人の死か? 臓器移植法改正案衆議院通過
注目の臓器移植法改正案は脳死を人の死と認めるA案が衆議院で可決され、 参議院に送致された。 A案がそのまま可決されると、国内での心臓移植が全面的に解禁される ことになろうが、脳死を人の死とすることを原則とする法案だけに、 予断は許さない。 18日13時25分YOMIURI ONLINE記事はこう報じた。 臓器移植法改正案は18日午後、衆院本会議で採決され、脳死を「人の死」 とすることを前提に、現...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
公訴時効その1(2)
公訴時効が撤廃されたら もしも、あなた自身の身に次のようなことが起きたら、と考えてみて下さい・・・ ある日、あなたに警察から呼び出しがきます。ちょっとした交通違反以外には特に身に覚えのないあなたが、何だろうと思いながら出頭すると、異様な雰囲気です。小さく窓もない部屋で係官数人に囲まれて、三十数年前の行動について追及されます。なんでも、当時、近所で起きた殺人事件について疑わ...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
和歌山毒カレー事件、最高裁判決(2)
死刑か無罪か、究極の判断 第二は、この事件のような無罪か有罪かが争われ、有罪であれば死刑となる可能性が極めて高い事件では、裁判所は死刑か無罪かという究極の判断を迫られるということです。そして、間もなく始まる裁判員裁判では、職業裁判官だけでなく一般市民から選ばれた裁判員も、全く同じ立場でそのような究極の判断を下さなければならないのです。 日本の刑法学の重鎮である団藤重光氏(東...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
和歌山毒カレー、最高裁判決 (1)
上告棄却判決 最高裁判所第3小法廷は4月21日、いわゆる和歌山毒カレー事件で起訴された被告人女性(47歳)に対し、無罪主張を退け、一審・二審の死刑判決を維持する上告棄却判決を言い渡しました。 その理由として判決は、 (1)事件に使用されたヒ素と被告人宅から検出されたヒ素との特徴が同じであること (2)被告人の毛髪に高濃度のヒ素が付着していたこと (3)事件当時...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
シリーズ 新・刑事法廷を始めるにあたって
私の著書「刑事法廷」の出版から11年がたちました。 「刑事法廷」は、私自身の担当した刑事事件の中から、一般の市民にとって興味がありそうなものを取り上げることによって、刑事司法の現場の実情と弁護人の苦労を判りやすく解説しようとしたものでした。幸い多くの方々に支持していただき、一刷は完売となりました(現在は私の事務所でのみ二刷を販売中です)。 私はこのオールアバウトの専門家に登録...(続きを読む)
- 羽柴 駿
- (弁護士)
和歌山毒物カレー事件最高裁判決
和歌山毒物カレー事件の最高裁判決が、上告棄却と判決された。 これにより林真須美被告の死刑が確定した。 21日15時6分asahi.com記事はこう報じた。 和歌山市で98年7月、夏祭りのカレーに猛毒のヒ素が入れられ、4人が 死亡した事件などで殺人罪などに問われた林真須美被告(47)の上告審で、 最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は21日午後、弁護側の上告を 棄却する判決を言い渡した。 これにより...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
江東バラバラ殺人、星島被告に無期懲役判決
18日10時4分毎日jp記事はこう報じた。 東京都江東区のマンションで昨年4月、会社員の東城瑠璃香さん (当時23歳)を殺害したとして、殺人や死体損壊などの罪に問われた 元派遣社員、星島貴徳被告(34)に対し、東京地裁は18日、 「死刑の選択も考慮すべき事案だが、死刑をもって望むのは重すぎる」 として、無期懲役(求刑・死刑)を言い渡した。 星島被告は初公判で「違...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
第5巻からの学び その4
「私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。 今日のこの日が、私にとってすべてであり、そして、今、刻まれているこの時が、私にとっての「永遠」なのである。私は、死刑の執行を延期された囚人のように、歓喜の声をあげて、今日の日の出を迎える。私は、両手をあげて、この新しい日という贈り物に対して感謝する。」 (「地上最強の商人」P.116) 毎朝、目が覚めて、新しい一日が迎えられ...(続きを読む)
- 阿部 雅代
- (ファイナンシャルプランナー)
法律の世界地図(文春新書2007)
今日は、国士舘大学文学部の法学でレポートに指定させて頂きました 21世紀研究会編「法律の世界地図」(文春新書2007) をご紹介したいと思います。 「悪いのは人か?法律か?」 アメリカでは、弁護士多くして産科医減る? イスラーム世界の法とコーランの関係は? 中国人に遵法精神はないのか? 等、センセーショナルな言葉が並ぶオビが特徴の本書は、 内容を見てみれ...(続きを読む)
- 平 仁
- (税理士)
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