「特別受益」の専門家コラム 一覧(2ページ目) - 専門家プロファイル

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「特別受益」を含むコラム・事例

117件が該当しました

117件中 51~100件目

事業承継と事実上の相続放棄

3 事実上の相続放棄  共同相続人の協議による分割の場合には,具体的相続分に従わない分割も当然に可能であって,これにより,遺産分割において,一人の相続人に相続分すべてを集中させるような分割の合意をすることができます。  これには,2つの方法があります。 第1の方法は,一人の相続人を除く他の相続人が,すでに被相続人から十分な生前贈与を受けているとして(特別受益),自分の相続分はゼロであるという...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺留分減殺請求を避ける方法

11 遺留分減殺請求を避ける方法 (1)相当な対価による売買  まず,相当な対価での売買を行うことにより,後継者に事業用資産や株式等を引き継がせることができれば,相当な対価での売買は遺留分減殺請求の対象になりませんから(民法1039条),遺留分減殺請求を避けることができます。  もっとも,この方法の場合,後継者に事業承継に必要な経営者の資産を買い取るだけの資金が必要になります。 (2)遺留...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と遺言

第7 遺言 1 遺言の機能  遺言とは,一定の方式で表示された個人の意思に,死後,それに即した法的効果を与える法技術のことをいいます。  前述した通り,法定相続によった場合,相続財産は,相続人が数人あるときは,共有となり,通常は,相続人間の遺産分割協議で相続財産を分けることになります。その際,相続紛争に発展してしまうこともしばしばあります。そこで,遺言は法定相続に優先しますから,遺言で財産の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

相続のおける特別受益者の範囲の問題(「間接受益者」)

(ⅰ)原則 特別受益は,条文上,「共同相続人中に,被相続人から,・・・贈与を受 けた者があるとき」(民法903条1項)と規定されているので,共同相続人が贈与を受けた場合を想定していると考えられます。 したがって,共同相続人以外に対する贈与は特別受益にならないのが原則です。 (ⅱ)相続人の配偶者に対する贈与  もっとも,特別受益制度の趣旨は,相続人間の公平を図ることにありま...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
2012/01/22 13:32

相続と確認の訴え

(ⅰ)具体的相続分の確認を求める訴え  遺産分割手続では,特別受益や寄与分をめぐって共同相続人間で争いが生じ,その具体的相続分の確定が困難な事態がしばしば生じます。そこで,この具体的相続分の確認訴訟を提起することが考えられます。  しかし,「具体的相続分は,・・・遺産分割における分配の前提となるべき計算上の価額又はその価額の遺産の総額に対する割合を意味するものであって,それ自体を実体法上の権利...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継と再転相続の際の遺産分割

 例えば,【事例】の甲に妻乙以外の女性との間に子(己)がいた場合に甲が死亡すると,その相続人は妻乙と子丙,丁,己になります。この相続後,遺産分割をする前に妻乙も死亡してしまった場合には,その相続人は丙,丁になります。  このような状況で,丙,丁,己はどのように遺産分割を行えばよいのでしょうか。  この点を明らかにした判例が,最決平成17・10・11民集59巻8号2243頁です。...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

事業承継とは

1 事業承継の意義  事業承継とは、法律的にみれば、現経営者の有していた法律上の地位(経営権、財産権)を後継者に引き継がせることと定義することができます。  事業承継の具体的な対策を採らなかった場合、どのようなことになるでしょうか。 まず、相続財産をめぐるトラブルが発生し、会社経営に混乱を来すことが考えられます。すなわち、後継者以外の相続人と後継者との間で、会社財産をめぐって争いが生じ、これ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)

祖父から孫に大学の学費を贈与しても非課税?

意外と知られていませんが、祖父から孫に大学の学費を贈与しても  贈与税が課税されないってご存知でしたか? 【法人と個人の税金対策に役立つ神戸の税理士のメルマガ】  祖父が孫の大学の学費全額を贈与しても贈与税は課税されません。 意外と知られていないので、根拠となる条文を明示しながら解説します。 まず最初に、相続税法では「贈与税の非課税財産」を明確に定めています 「扶養義務者相互間において生活...(続きを読む

近江 清秀
近江 清秀
(税理士)

死亡保険金の判例

こんにちは。吉田行政法務事務所の吉田です。 「死亡保険金」は、相続財産に該当しない、というのが原則です。 しかし、死亡保険金の受取人である相続人と他の相続人との間で著しい不公平がある場合、以下のような最高裁の判例があります。(平成16年10月29日) 「養老保険契約」に基づき保険金受取人とされた相続人が取得する死亡保険金請求権又はこれを行使して取得した死亡保険金は、民法903条1項に規定する...(続きを読む

吉田 武広
吉田 武広
(行政書士)

死亡保険金について(判例)

CTRL+Vこんにちは。吉田行政法務事務所の吉田です。 さて、相続財産に「死亡保険金」は該当しないのですが、他の相続人とのバランスを注意することが大事です。 平成16年10月29日最高裁で以下のような判例があります。   「養老保険契約に基づき保険金受取人とされた相続人が取得する死亡保険金請求権又はこれを行使して取得した死亡保険金は、民法903条1項に規定する遺贈又は贈与に係る財産には...(続きを読む

吉田 武広
吉田 武広
(行政書士)

基礎控除110万円(贈与税)について

   現在、贈与に関する課税制度は、暦年課税と相続時精算課税の2種類があります。ここでは暦年課税に焦点を当て、住宅取得に関わる贈与との関係をご紹介いたします。 ■ 暦年課税とは 暦年課税とは、毎年1月1日から12月31日までの1年間に贈与された資産に対して、1年毎に区切って課税する仕組みのことです。 現在、この暦年課税には年間110万円の基礎控除があります。 そこで、一個人...(続きを読む

西垣戸  重成
西垣戸  重成
(不動産コンサルタント)
2010/09/10 11:15

今週のコラム(2010/3/28)

2010.3.25 外国株式という資産クラス(人生のための!資産運用) 2010.3.23 特別受益と寄与分(相続のための法律知識) 【専門家コラム】 不動産売却・購入成功術 不動産売買契約書の見方 不動産の活用と権利調整 マイホームの資金計画 不動産投資・REIT入門 不動産の税金いろいろ マンション知識のツボ! 専門...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2010/03/28 10:00

財産を残したい人に残せない(生前贈与編) 

ファイナンシャルプランナーが天職! BYSプランニングの釜口です。 今回のコラムは、相続争い事例の第二弾 「生前贈与」にまつわる相続争いの例を検証してみます。 『父はなくなる前の5年間寝たきりで、母も病気がちだったので、父の介護をすることになる。父からの援助があり、二世帯住宅を買って両親と同居(長女が所有者)。相続財産は、父の預貯金3000万円。それ以外に生命保険金が150...(続きを読む

釜口 博
釜口 博
(ファイナンシャルプランナー)
2010/01/17 23:26

会社存続の危機。敵は身内にあり?遺留分合意制度とは

平成20年10月に中小企業庁が主体となり、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」が制定され、その中の民法の遺留分に関する特例として遺留分合意制度が設けられました。 その内容はいかに。 遺留分とは、亡くなった人(被相続人)が遺言書を作成していた場合に発生する相続人の権利です。例えば配偶者既に死亡していて、子が3人(A、B、C)いたとしましょう。被相続人Xは会社の存続をAに託し、遺...(続きを読む

薬袋 正司
薬袋 正司
(税理士)
2009/05/27 20:58

贈与による相続対策のメリットとは?

贈与による相続対策の目的は、あらかじめ、相続発生前に相続人予定者等に資産を移転することで、将来の相続税額を減少させ、さらに相続税の納税資金に困らないような対策をとることです。 メリットとして、贈与した資産の相続税評価額が上昇した場合でも、その上昇が相続財産に影響しないことや、贈与者の意思で財産の移転ができるため「争族」の防止につながること等があります。 また、孫への贈与は、相続...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/02/18 10:00

節税対策とは?

節税対策とは、納付するべき相続税額を、相続発生前に、合法的に少なくするようにする対策をいいます。 具体的には、生前贈与等による生前の財産移転や、アパート建築等による財産の評価引き下げ等が考えられますが、あくまで遺産分割対策や納税資金対策とのバランスがとれたものでなければならないといえます。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/02/13 10:00

納税資金対策とは?

納税資金対策とは、相続税の納税資金や、財産に引継ぎにかかる経費(不動産の場合の登記費用等)のための資金を確保することをいいます。 特に相続財産が多額の場合には重要な課題であり、具体的には、「生命保険の活用」「金融資産の計画的な贈与」「物納のための準備」等の対策が考えられます。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/02/04 10:00

遺産分割対策とは?

遺産分割対策とは、残される相続人にそれぞれどの財産を承継させるのかを考え、それにしたがってスムーズに財産が移転するようにしておくことをいいます。 遺産分割対策がとられていない場合、財産の多少にかかわらず、いわゆる「争族」が起こることも考えられるので、相続財産を残す者は、「遺言書の活用」、「分割をしやすいような財産ポートフォリオへの組みかえ」等による対策をとっておくことが必要になります。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/30 10:00

相続対策とは?

相続対策は、大きく「遺産分割対策」「納税資金対策」「節税対策」の3つからなります。 遺産分割については、相続税が課税されるかどうかにかかわらず行われるものなので、「相続人のうち、誰にどの財産を承継させるか」について検討し、相続発生時に、相続人の間で争いが起こることにのないように手当てをしておくことが必要になります。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは?...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/28 10:00

上場株式の評価方法は?

上場株式は、「課税時期の最終価格」「課税時期の属する月の毎日の最終価格の平均額」「課税時期の属する前月の毎日の最終価格の平均額」「課税時期の属する前々月の毎日の最終価格の平均額」の4つのうち、最も低い価額で評価します。 なお、国内の2以上の証券取引所に上場されている株式については、納税者がどの証券取引所を選択してもよいので、納税地の最寄りの証券取引所を選択することも認められます。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/26 10:00

小規模宅地等の課税価格の特例とは?

小規模宅地等の課税価格の特例とは、相続や遺贈によって取得した宅地が、被相続人等の居住用、事業用、不動産貸付用に供されていた場合において、それらの宅地のうち一定の面積までについて、通常の相続税評価額から一定割合を減額できる規定です。 減額割合は、被相続人要件(被相続人の相続発生時の利用状況が居住用または事業用である)を満たしていれば50%、さらに、相続人要件(その宅地の相続人がその宅地をそ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/23 10:00

特別受益者の損得

特別受益:複数による共同相続における、相続人間の実質的な公平を図るための制度。 一部の相続人が被相続人から特別な利益(特定目的の贈与、遺贈)を受けているときは、その贈与、遺贈を実質的に相続分の前渡しとみて、原則としてその受けた利益を相続分から控除すべきこととしている。 今回の例は、冷静に考えることができずにハッピー相続を迎えられなかったケースです。 登場人物 被相続人(父...(続きを読む

小林 彰
小林 彰
(司法書士)
2009/01/21 22:57

貸家建付地とは?

土地所有者がその土地の上に建物を建築し、その建物を賃貸している状態における敷地のことを貸家建付地といい、自用地にくらべて一定の評価減がされます。 貸家建付地の評価額は、自用地評価額×(1−借地権割合×借家権割合×賃貸割合)となります。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの? 特定の者...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/21 10:00

路線価方式とは?

路線価方式とは、宅地の面する路線ごとに定められた路線価を基本とした上で、「奥行価格補正率」「側方路線影響加算率」「二方路線影響加算率」等の画地調整率を使って評価額を求める方法です。 通常、市街化的形態を形成する地域にある宅地については路線価方式で、それ以外の地域にある宅地については倍率方式で評価しますが、いずれの評価方式を採るかは各国税局において地域ごとに定められています。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/19 10:00

住宅取得等資金に係る相続時精算課税制度の特例とは?

自己の居住用である一定の家屋を取得(または増改築)するための資金の贈与については、一定の要件を満たせば、2,500万円の特別控除額に、最高で1,000万円を上乗せして控除することができます。 住宅取得等資金に係る相続時精算課税制度の特例は、住宅を取得等するための金銭について適用されるので、金銭以外の資産の贈与については、適用を受けることはできません。 相続Q&Aイン...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/16 10:00

相続時精算課税制度の特別控除額と適用税率は?

相続時精算課税制度の適用を受ける場合、受贈者単位で2,500万円(複数年にわたる贈与については、合計額が2,500万円に達するまで)は贈与税が課税されません。 特別控除額を超える部分については、一律20%の税率が適用されます。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの? 特定の者を相続人...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/14 10:00

相続時精算課税制度とは?

相続時精算課税制度とは、贈与時に贈与財産に対する贈与税を納め、その贈与者が亡くなった時に、その贈与財産の贈与時の価額と相続財産の価額とを合計した金額を基に計算した相続税額から、既に納めたその贈与税相当額を控除することにより贈与税・相続税を通じた納税を行う制度です。 相続時精算課税制度には、ほかに、住宅取得等資金の贈与を受けた場合の特例や特定同族株式等の贈与を受けた場合の特例があります。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/12 10:00

贈与税の配偶者控除とは?

贈与税の配偶者控除とは、配偶者からの居住用不動産またはその購入のための資金の贈与については、贈与税の課税価格から2,000万円を控除することができるとする規定です。 ただし、配偶者間であっても、婚姻期間が20年以上ある夫婦間でなければ適用を受けることができません。 なお、贈与を受けた居住用不動産の価額が2,000万円未満で、控除できない額がある場合でも、その不足額を翌年以降に繰...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/08 18:00

贈与税の申告書を提出しなければならないのは?

その年において、贈与により取得した財産の価額の合計額が基礎控除である110万円を超える場合、または贈与により取得した財産について相時精算課税制度の適用を受ける場合には、贈与税の申告書を提出する必要があります。 贈与税の申告書は、贈与を受けた年の翌年の2月1日から3月15日までの間に住所地の所轄税務署長に提出しなければなりません。 相続Q&Aインデックス ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/07 18:00

贈与税の基礎控除とは?

贈与税は、その年の1月1日から12月31日までの1年間に贈与で取得した財産の価額の合計額(課税価格)から、基礎控除額を差し引いた後の課税価格に税率を乗じて算出します。 課税価格から控除される贈与税の基礎控除の額は110万円ですので、その年中に贈与により取得した財産の合計が110万円以下であれば贈与税は課税されませんし、贈与税の申告書の提出も不要です。 相続Q&Aイン...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/06 18:00

贈与税の非課税財産とは?

贈与により取得した財産であっても、財産の性質や贈与の目的に照らし、贈与税を課すことが適切でないものがあり、それらの財産等については非課税財産として贈与税が課税されません。 たとえば、扶養義務者から生活費や教育費として贈与を受けた財産については通常必要と認められる範囲で、社交上必要と認められる香典や祝物、見舞金等についても、社会通念上相当と認められるものについては贈与税が課税されません。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2009/01/05 18:00

相続税の取得費加算の特例とは?

相続により取得した財産を売却した場合、相続税の申告期限から3年以内であれば、譲渡所得の計算において、通常の取得費に一定の相続税評価額を加算することができます(相続税の取得費加算の特例)。 控除される額は、譲渡した者の相続税額×譲渡した資産の課税価格÷譲渡した者の相続税の課税価格(債務控除前)ですが、譲渡したのが土地である場合、譲渡した土地だけでなく、譲渡した者が相続等により取得したすべて...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/27 18:00

特定物納制度とは?

相続税の納付方法として延納を選択した者が、その後、資力等の変化により、延納の継続が困難になった場合、原則として、その納付を困難とする限度において、相続税の申告期限から10年以内に限り、延納から物納に変更の申請をすることができます。 この場合であっても、物納財産が物納適格であること、また、物納申請が定められた種類の財産で、物納申請順位によらなければなりません。 相続Q...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/26 18:00

物納順位とは?

物納できる財産が複数ある場合であっても、物納申請者が自由に選択して物納できるというわけではなく、決められた物納順位にしたがって物納することになります。 物納順位は、第一順位が国債、地方債、不動産、船舶、不動産のうち物納劣後財産に該当するもの、第二順位が社債、株式、証券投資信託または貸付信託の受益証券、株式のうち物納劣後財産に該当するもの、第三順位が動産となっています。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/25 18:00

物納できる財産とは?

物納については、物納できる財産とできない財産が決められており、物納できる財産の中でも、物納すべき順位(物納順位)が定められています。 原則として、不動産のうち、境界が明らかでない土地や、権利の帰属について明らかでないもの等は「管理処分不適格財産」として物納に充てることができません。 また、国内にあるものであって、国債、地方債、不動産、社債、不動産等でなければなりません。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/24 10:00

物納とは?

相続税の納税にあたり、金銭一括納付も延納もできない場合、一定の要件のもと、不動産等を納めることによる納税が認められており、これを物納といいます。 なお、物納は、延納と異なり、相続税の納税についてのみ、認められています。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの? 特定の者を相続人から外す...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/22 18:00

延納とは?

相続税の納税にあたり、期限までの一括納付が困難な場合に、一定の要件のもと、相続税を分割払いすることを延納といいます。 延納の要件として、1.相続税が10万円を超えること、2.金銭納付を困難とする事由があること、3.担保を提供すること(延納税額が50万円未満で、かつ延納期間が3年以下であれば不要)、のすべてを満たす必要があります。 相続Q&Aインデックス ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/20 18:00

準確定申告とは?

所得税の納税義務者が死亡した場合、相続人は、被相続人にかかる所得税の確定申告をしなければなりません。 これを準確定申告といいます。 準確定申告は、相続人が相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヵ月以内に行わなければなりません。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの? ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/19 10:00

相次相続控除とは?

相次いで相続が発生した場合において、同一の財産について何回も相続税が課税されると、納税者の負担が重くなります。 そこで、10年以内に2回以上の相続が発生し、相続税が課せられた場合には、前回の相続につき課せられた税額のうち一定額を、後の相続のときに課せられる相続税額から控除することができます。 これを相次相続控除といいます。 なお、相次相続控除は相続人に適用されるので、...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/17 18:00

配偶者の税額軽減とは?

配偶者については、被相続人の財産形成への貢献や、被相続人の死亡後の配偶者の生活への配慮などから、法定相続分または課税価格1億6,000万円までの財産を相続しても相続税が課税されません。 これを「配偶者の税額軽減」といいます。 この特例が適用されるのは、被相続人との婚姻の届出をしている者であり、内縁関係である場合には、適用を受けることはできません。 また、原則として、相...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/16 12:00

法定相続人の数とは?

法定相続人の数とは、遺産に係る基礎控除額や、生命保険金・死亡退職金の非課税金額を計算する際に用いる相続人の数のことであり、民法上の相続人の考え方と異なる点があります。 具体的には、相続放棄があった場合でも、その放棄がなかったものとして法定相続人の数にカウントします。 また、被相続人に養子がいる場合においては、被相続人に実子がいる場合は養子のうち1人まで、被相続人に実子がいない場...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/15 12:00

遺産に係る基礎控除額とは?

相続税の計算において、課税価格が、遺産に係る基礎控除額以下である場合には、相続税は課税されません。 遺産に係る基礎控除額は、「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」によって計算します。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの? 特定の者を相続人から外すことはできるの? ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/14 12:00

相続税が発生するのはどんな場合なの?

相続税の計算において、相続等により取得した財産から、非課税財産や債務等を控除し、相続開始前3年以内の贈与や相続時精算課税による贈与の額を加算した額を「課税価格」といいます。 課税価格が、遺産に係る基礎控除額以下である場合には、相続税は課税されません。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの? ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/13 12:00

遺留分の権利者と割合は?

遺留分権利者は、配偶者、直系卑属(その代襲相続人)および直系尊属に認められています。 兄弟姉妹には遺留分は認められていません。 遺留分の割合は、相続人が直系尊属だけの場合は、遺留分算定の基礎となる財産の3分の1、その他の場合は2分の1となります。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した場合はどうなるの...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/12 12:00

「愛人にすべてを相続させる」という遺言は有効?

たとえば「愛人にすべてを相続させる」というように、被相続人による遺言での財産の処分を制限なく認めてしまうと、遺族の生活が保されなくなる可能性があるので、一定の相続人については、必ず確保される財産の範囲が決まっており、これを遺留分といいます。 遺留分は、遺言内容に優先して認められているわけではなく、遺留分権利者が、遺留分減殺請求権を行使することで各自の遺留分が確保されることになるので、「愛人にすべ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/11 12:00

遺贈とは?

遺贈とは、「〇〇を山田太郎に遺贈する」というように、遺言によって他人に財産の全部または一部を無償で供与することをいいます。 遺贈には、「全財産の3分の1を山田一郎に遺贈すつ」というように、割合をもっておこなう「包括遺贈」と、「〇〇3丁目×番△号所在の土地を山田三郎に遺贈する」というように、特定の財産を目的として行う「特定遺贈」があります。 相続Q&Aインデックス ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/10 12:00

相続放棄とは?

相続放棄とは、相続財産の承継を拒否するもので、相続財産のうち、消極財産(マイナス財産)が多い場合や、積極財産(プラス財産)の承継をしたくない場合に利用されます。 限定承認と異なり、各相続人が単独で行うことができます。 なお、相続開始前に、相続放棄の意思表示をすることはできません。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/09 12:00

限定承認とは?

限定承認とは、積極財産(プラス財産)の範囲内で消極財産(マイナス財産)を支払い、資産を超える負債については責任を負わないとするものです。 相続の開始があったことを知った日から3ヵ月以内に、家庭裁判所に限定承認申述書を提出することにより行います。 なお、限定承認は、相続財産をめぐる法律関係が複雑になるのを防ぐため、相続人全員で申述しなければならないとされています。 ...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/08 12:00

単純承認とは?

単純承認とは、被相続人の財産のすべてを無条件で相続することをいいます。 単純承認をする旨の意思表示は、家庭裁判所への申述の手続きを必要としないので、通常、その意思表示は行われません。 なお、いったん単純承認の意思表示をした場合、原則として撤回することはできません。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡し...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/07 12:00

相続の承認や放棄はいつまでにすればいいの?

原則として、相続人は、相続の開始があったことを知った日から3ヵ月以内に、「単純承認」「限定承認」「相続放棄」のうちいづれかを選択し、相続についての意思表示を行います。 なお、3ヶ月以内に「限定承認」や「相続放棄」を選択しなかった場合には「単純承認」したものとみなされます。 相続Q&Aインデックス 代襲相続とは? 被相続人と相続人が同時に死亡した...(続きを読む

永田 博宣
永田 博宣
(ファイナンシャルプランナー)
2008/12/06 12:00

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