組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。
小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ
(
東京都 / 経営コンサルタント
)
ユニティ・サポート 代表
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採用活動への社員参加の中で
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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集
現場の事例・私の体験
2007-11-05 00:00
私が以前在籍していた会社では、いろいろな企業が自社ブースを構えて訪問者に自社の企業説明を行う合同企業セミナーというイベントで、現場の若手社員が説明担当をしていました。台本で用意されたものが中心の説明でしたが、若手社員がその説明をする中で自分たちが知らなかったことやあまり気づいていなかった自社の良さを改めて発見し、“自分は案外恵まれている”という感謝の気持ちや自社の愛着へつながっていったことがありました。
また面接官に現場のリーダーやマネージャーを含めて行っていましたが、それまで自分のところに配属された者を自分の尺度で見て、“レベルが低い”などとクレームをつけていた者が、応募者全体の状況を知ることにより、部下として受け止められる人の幅が広がったということもありました。
現場にいるとどうしても接する範囲が限定されて視野も狭くなりがちですが、異なった視点でものを見る機会を与えると、自分が簡単に思っていたことが結構大変だったり、案外わかっていないことが多いことに気づいたりします。自分の位置づけを客観的に見直すには、やはり全体の様子を知ることが大切だと感じました。全体を知るということも“やる気”につながる要素のひとつなのだと思います。
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