上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
デジタル周遊券を試してみました
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毎月県外出張があるため、
出かける先でどのような交通手段が使えるか、お得な切符にはどのようなものがあるかを毎週のように調べています。県外出張する時は、自家用車で移動しない限り、複数交通手段を使います。
例えば柳井市から松山市中心地へ移動する時は、
JR山陽本線→防予フェリー→伊予鉄道郊外電車→伊予鉄道市内電車といった順番です。現金だと4回切符を買う必要があり、電子マネーはICOCAといよてつICい~カードの2種類が必要です。
ここ数年、MaaS(マース)という言葉を聞く機会が増えました。
Mobility as a Serviceの略で、出発地から到着地までの複数の交通手段による移動を一つのサービスとしてとらえる考え方です。国が描いている姿は、出発地から目的地までの交通手段を検索出来たら、一つのアプリで同時に切符の購入と支払いが完了することです。実際にはMaaSの考えを取り入れながら、企業や地方自治体がいろいろな取り組みをしています。
ここからは、JR西日本のデジタル周遊券を使った取り組みについて説明します。
<購入>周遊券の区間・利用できる交通手段を確認したら、インターネットのホームページやスマートフォンのアプリで購入します。
<決済方法>購入と同時にクレジットカードで決済されます。電子マネーの登録が必要なものもあります。
<検索>デジタル周遊券と連携しているアプリで目的地までの交通手段を検索すると、JR以外の電車やバス等も含めた時刻を調べてくれます。料金の安い順、移動時間の短い順の表示もできます。
<使い方>チケット管理画面から利用開始をタップして、乗る時・降りる時は周遊券画面を改札口にいる駅員や電車等の運転手に見せます。ICOCAを使える区間では改札機でICOCAをタッチして乗り降りします。
今回のデジタル周遊券は、
JR、バス、郊外・市内電車、フェリーが使えました。複数の交通手段が一つの券で使えるのは楽だと感じました。料金を気にしなくて済むので、短距離の移動でも使ってみました。初めての場所で交通手段を使う時は、料金が分からず不安になります。それも電車やバス等を敬遠する理由です。その点は周遊券のような定額料金の切符だと解消できそうです。もっと地方で電車やバスを利用する方が増えてほしいです。
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