妻と結婚してからの時間が、

人生の半分を上回りました。ご夫婦で来られる弊社会員にお伝えしているのは、夫婦であっても夫と妻とは別人格の人間だということです。我が家も同様です。

では、よい人間関係が長く続くためには

どうしたらよいのでしょうか。今まで、職場の上司や同僚、仕事仲間からは、「へぇーっと少し大げさなくらいに言う」とか、「大きくゆっくりとうなずく」といった助言をいただきました。実際にその通りにやってみると、「話を聞いてくれている」とか、「安心できる」といわれます。

最近心がけているのは、

「へぇー、そうなんだ。」と言って話を受け止めることです。共感できても、そうではなくても、一度は受け止めることが大事だと思っています。私は、誰かが話した後でつい自分が話したいことを話してしまう癖があります。「そうなんだ。」と一言発することで、そのくせを封じることができます。その後で相手がさらに話してくだされば、より相手のことを深く知ることができます。　

どうしても共感できない時は、

感性論哲学の大家、芳村思風先生が言われている「人間は不完全　長所半分、短所半分」という言葉を肝に銘じて話を聞くことにしています。私も不完全な人間だからです。不完全を完全に近づけるのは大切かもしれませんが、完全に近づけすぎると私たちがそれぞれ持っている長所をも殺してしまうかもしれません。相手の不完全なところを直すのはあきらめましょう。

皆様にも、

それぞれ魔法のことばのようなものがあるのではないでしょうか。よろしければ、皆さんの良い人間関係を続けるためのコツや魔法の言葉をお聞かせください。