上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
息子がマレーシアに留学中です
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8月21日から
9月25日まで、息子がマレーシアのマラ工科大学に留学しています。トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コース「未来テクノロジー人材枠」7期生の面接をオンラインで受けたのは、2021年3月のことでした。
本来ならば、
東京まで面接に行かないといけないのですが、コロナ禍ということで、オンラインで受けることができたのは幸いでした。息子は2020年、留学するチャンスの多い高専に入学したものの、コロナの影響でトビタテの募集は停止。2021年度に募集が再開、審査に合格することができたものの、渡航延期が繰り返され、ようやく飛び立つことができました。
息子が希望していた
アメリカのプログラムは、高専の夏休み中には開催されないということがわかり、目的地の変更を余儀なくされました。高専の事務の方の斡旋で、息子の専門分野とは全く違う分野の研究室へ配属されることになりました。
留学エージェントを通さないため、
費用は抑えられるものの、受け入れ許可証の発行依頼、寮の受け入れ依頼、飛行機のチケットの手配、保険の加入、Wi-Fiの手配など、必要な手続きはすべて自分で行わなければなりませんでした。受け入れ依頼は出発2か月前から行っていましたが、先方に約束を忘れられていたのか、他高専と混同されていたのか、正式にアポイントメントが取れたのは、出発の2週間前でした。寮に至っては、ネットトラブルで予約がとれていませんでした。高専は夏休み開始が遅いということもあり、荷物の準備を始めたのは渡航3日前でした。
下調べが不十分だったため、
現地に行ってかなり慌てたようです。例えば、宗教上の理由で半ズボンはダメ、歩道や横断歩道がないので、歩くのは危険、交通ルールが守られていない、シャワーは冷水しかでない、浴槽もない、マレー語がさっぱりわからない、箸やスプーンがついてこないことが多い、料理は甘いか、辛いか、脂っこいことが多い、水の出始めが茶色いことがあるといったことです。変換プラグが必要ということや、トイレにトイレットペーパーがないということは、出発前に気づいたので良かったですが、あらかじめネットで「マレーシアへ留学や移住をして困ったこと、気を付けること」について調べていたら、誰かが記事を書いてくれているということに気づいて、出発前に準備できたはずなのです。息子も今後、同じ経験をする方の参考になるように、「トビタテ留学日記」として、自分の体験した出来事をブログにまとめてくれています。こちらも日本にいながらにして、あちらの様子がよく伝わってくるので、みなさまに紹介することができています。
まだ到着して間もないですが、
何をやりたいのかを、自分で教授にプレゼンして、研究テーマや活動内容を決めていました。休日はどこに遊びに行きたいのか、誰と行くのかということも、自分で調べて、同じ日程で留学中の他高専の仲間と話し合いながら、決めていました。1か月後にいろんな体験をして成長した姿を見ることができる日を楽しみにしています。
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