9月25日、

18時40分ごろ、息子は山口宇部空港に無事到着しました。本来ならば、帰国後1週間は自宅でゆっくりできる予定でしたが、コロナの影響で夏休みが前倒しになったため、27日から授業があることになり、雨が降りそうな天気の中、登校していきました。

帰国したら、

やっぱり日本はいいねと言ってくれると思っていましたが、マレーシアはこんなに天気がどんよりしていないから気分もいいし、交通費が安く、支払いもキャッシュレスで、どこに出かけるにも便利だし、食事も安くておいしいから、マレーシアの方が良かったと言うのです。色々大変なこともあったようですが、人々は優しく対応してくれて、とても住み心地の良い所だったようです。今回の留学では、自分で計画を立てて行動するという経験をたくさん積むことができ、どこででも生きていける自信がついたようです。

今回、36日間の留学でしたが、

1泊2日用のコンパクトなキャリーカートと、普段通学で使っている２５Lサイズのリュックで出かけました。帰国時には荷物が増えたため、出発直前に購入した高級サンダル（ほぼ未使用）、現地で購入した毛布2枚、ドライヤー、電池、工作用の木片など、購入して間もない新しいものに限って、寮に置いて帰っていました。置いて帰ったものは処分されるそうです。こんなことなら、もう一回り大きなキャリーカートを持たせればよかったです。

今回の留学を機に

家計簿をつけることを習慣づけて欲しかったですが、全くできていませんでした。昼食が留学先の教授や研究員のおごりなのかと思っていたら後払いで請求されるなど、使った時に費用を請求されないことも多々あり、現金を何に使ったのを覚えておくことは難しかったようです。記録用に持たせていたメモ帳は空白のままでした。キャッシュレス決済（デビットカード払い）は、使った時刻と金額がメールで届き、銀行にログインすると明細確認もできるので、帳簿をつける必要もなく、手持ちの現金が帳簿とあっているかどうかを確認する必要もありません。お金の管理に時間をとられないというのは大きなメリットです。キャッシュレス決済が主流になっていくのもわかる気がしました。

今回、息子は日本円を外貨に両替する時は、

銀行窓口には行かず、すべてATMから出金していました。その時の為替レートを計算したところ、寮の費用と学校に請求された諸費用を支払うために大量に現地通貨を引き出した日が、一番レートが悪い（円安の）日でした。レートが良い（円高の）日に支払っていたら、3,000円ぐらい安かったようです。

そして、息子はワクチンを

２回しか接種していなかったので、日本に入国するためのPCR検査代が約6,000円かかりました。日本語対応の病院に行った人は約12,000円かかったそうです。海外旅行の予定がある方は、ワクチン３回接種をしておくことをお勧めします。