先週、妻に

「アメリカの株を持っておられますか。Amazonを買いませんか。」

と証券会社から電話がかかってきました。妻は、株価が上がりきっているこのタイミングで勧めるとは、またいつものパターン、コロナ第２波が来たらまた株価が下がるかもしれないのに、と思ったそうです。

証券会社の人は

「日本株よりアメリカの株の方が有名な企業も多いから、安定して利益が狙えますよ。」

というようなことを言って勧めたそうです。妻は

「日本株でもアメリカの株でも、選ぶ株を間違えたらだめですよね。」

と言って、電話を切ったそうです。

調べてみると

Amazonは売り上げが増えているものの、コロナ対策費用などで利益は減っていることが分かりました。　

これまでに証券会社の人に勧められた株を購入して、

利益が出たためしがありません。購入後に株価が下がることがとても多いのです。証券会社の人が勧めてくるのは大抵一番株価が高い時です。業績も好調で、何の問題もなさそうに見えるので、勧められると買いたくなるのです。　

株価の急落時こそ買い時なのですが、

そういう時は購入するだけの資金に余裕がないことが多かったり、何を購入していいか悩んでいる間にあっという間に株価が上がってしまったりということがよくあります。

この時期はボーナス支給時期でもあり、

手元のお金に余裕がある方もおられるでしょう。株はたまたまお金があるからという理由で購入したり、勧められたからなんとなくという理由で購入を考えたりするものではありません。

普段からその会社がどんな経営状態なのか、

また株価の値動きもよく見て、自分にあったタイミングで売買するものです。詳しいことがよくわからない、聞いてみたいと思われた方は、いつでも弊社にご相談ください。