気になる会社の株価を見ていると、

今年の最安値を記録した複数の鉄道会社の株価に目が留まりました。

鉄道の旅が好きな私には、格好の株式投資チャンスだと感じました。その反面、株価が上がった時のイメージを描けるのだろうかも気になりました。7月31日の日本経済新聞電子版によると、今年4月から6月までの東京～新大阪間の新幹線乗降者数は前年同月比８４％減とのことです。

鉄道会社に対するイメージ

そこで、私なりに鉄道会社に対するイメージを列挙してみました。　

・地域の最も栄えている場所に不動産を持っている　

・鉄道やバスの事業以外に、旅行代理店業、スーパーマーケット等の小売業、オフィスビル等の不動産業、介護事業といった多角化を進めている　

・不景気の時でもある程度の需要（売上）がある

・在宅ワークが増加すると、通勤定期を購入する方が長期間にわたって減る可能性がある

・観光客が以前のように多くなれば収入は回復する

・働いている従業員数が多く簡単には倒産できない

列挙した後で、過去半年間および過去10年間の値動き（株価チャート）、会社の財産状況の概要が分かる一株当たり純資産額、一株当たり純利益（純損失）の予想値と過去数年間の実績値を調べました。数分かけてスマートフォンで簡単に調べたので、決断するには時間が足りません。もう少し詳しい資料を調べて、前向きなイメージが描ければ株式を買い、まだまだ下がると思えば様子見です。

これらの基準はあくまでも私個人のもので、

実際には皆さんが経験を重ねることで独自のものが出来上がるのだと思われます。誰かに勧められても、投資する会社を好きと思わなければ、どんなに有望でも買わないでしょうし、株価が下がった時に不平不満が出るでしょう。

資産運用をすることは未来を描くこと

投資（invest）は、ラテン語の「身に着ける」が語源です。

皆さん一人一人に合った投資をすることが、利益を得られる近道だと感じます。ライフプランは未来を描くための道具ですが、資産運用によるお金の行き先も、未来を描けるかどうかで決めていきたいですね。