上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- コラム「経済のピンチは私たちのチャンスか?」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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経済のピンチは私たちのチャンスか?

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ライフプランの心 具体的な提案 2008-10-08 18:15
こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

2008年10月8日(水曜日)、日経平均は952円58銭下げて1万円の大台を割り込みました。

昼の2時から日本経済新聞のホームページにある日経平均の数字と5分おきににらめっこしていました。5分おきに前日比で700円安、800円安、900円安といったようにめまぐるしく変わりました。

さすがに1000円安にはなりませんでした。大きく下がったところで
「今がチャンスだ。」
と思って株を買う投資家がおられるからです。


資産運用の原則は、


「安く買ったものを高く売る。」

というごく当たり前のことです。そのことを数分単位で繰り返す人もいれば、数年とか数十年単位で行う人もいます。
いずれにしても、資産運用は今のためでなく、未来のために行うのです。

とはいえ、欧米で金融機関の救済劇が連日のように行われている今日では、

「とりあえず、もっと安全なところにお金を移しておこう。」

という気持ちになるでしょう。このことは、私の申すことかもしれませんが、理屈というよりは私たちの持っている動物的な本能のようなものだと思います。私たちは、時として
「安く買ったものを高く売る。」
という原則さえも吹き飛ばしてしまいます。


では今、私たちは今どうしたらよいでしょうか。


まずは、現状を正しく把握することだと思います。
その上で、判断が間違っていたものは売却して現金にしてもよいでしょう。現金にすることで再スタートを切ることができます。余裕資金があれば、この機会に株や外貨建て商品にチャレンジしてもよいでしょう。今の時期は「ピンチはチャンス」とも言えます。
ただ、投資を始める際も現金化する際も、リスクがあります。

リスクとは
「期待されている利益や逃れたい損失とのぶれ」
です。だから、決断したことがうまくいくこともそうでないこともあります。そこのところもわかって投資をすることが、長期的に大きな利益を得るためのポイントだと思います。

いずれにしても、チャンスを冷静に活かして豊かな暮らしができるようになりたいですね。
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