高橋 昌也(税理士)- コラム「役員報酬額のポイント:全体最適」 - 専門家プロファイル

高橋 昌也
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

高橋 昌也

タカハシ マサヤ
( 税理士 )
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
サービス:0件
Q&A:0件
コラム:5,377件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

役員報酬額のポイント:全体最適

- good

経営 会計・税務 2020-11-11 07:00

おはようございます、今日はチーズの日です。
常備する程度には好きです。


自営業者の生活費についてお話をしています。
法人の役員報酬額は、高すぎると負担がエグいことになる点に触れました。


ここで、税負担の大まかな原則について確認します。
ある種の税金では、課税対象が一人にまとまっているより、何人かで分けた方が税負担が減少します。


1人で100の儲けなら、税金は30。
2人で50ずつの儲けなら、税金は1人当たり12で、合計で24。


すごく単純な事例ですが、概ねこういう傾向にあります。
小規模な法人経営でもこの原理は適用されます。


法人で利益を100抱える。
個人側に利益を100持ってくる。
法人と個人で50ずつ利益が分けられる。


この3つでいうと、最後の方法が全体での税負担は減少することが、比較的多いのです。
あくまでも「比較的」なので、実際には利益の規模にもよりますが。


というわけで、こと小規模な法人経営では、この全体最適が実現できると、とても良い感じになります。
もちろん、昨日も触れた社会保険負担もあるので、そこも加味して検討が必要なのですが。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスコラム