仕掛工事(しかかりこうじ)
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おはようございます、今日から仕事始めの方が多いでしょうか?
税理士としては年末年始の休みが長すぎるのも困りモノです。
会計の期間についてお話をしています。
棚卸しの重要性について確認をした後、建設業における棚卸しのような考え方について確認をしています。
仕掛工事(しかかりこうじ)とは
・期末時点でまだ施主さんに引き渡していない建設現場について
・当期においてすでに計上された人件費や材料費、外注費の見積もり合計
ということになります。
小売業であれば倉庫の中をみれば期末に売れていない商品は確認できます。
しかし建設業では、投じられた人件費や材料費はすでに現場で別の形に変わってしまいます。
ところが、費用収益対応の原則からすればその現場に使われた経費に対応する売上はまだ計上されていません。
(なぜなら建設現場ではその多くが引き渡し時に売上があがるので)
ということで、期末時点でまだ売れていない商品と同様、まだ売れていない現場にかかった色々な経費は棚卸資産と同じような扱いをされるのです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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