こんにちは。

高窪です。

今日も雨！　梅雨らしい蒸しい暑いお天気ですね。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか？

さて、またまた唐突ですが、とても素敵なお店に初めて行って、出てきたお料理にがっかりした…、という経験されたことはありませんか？

私は仕事上、勉強も兼ねて外食もかなりの回数行っていますが、さまざまな飲食店がそれぞれ気持ちを込めたメニューを提供していらっしゃる…、というところばかりではない経験も数多くしています。

その経験のたまものでしょうか？

最近は、お店の看板やメニュー表をざっと見ただけで、このお店は自分にとって美味しいかどうか、という見極めがだいぶつくようになってきました。

とはいえ、いつもそういうお店ばかりに行けるわけでもなく、とにかく“試し！”で選ぶことも…。

そんな中で素敵な出会いもありますが、残念な出会いのほうが多くなってしまうのが、なんとも“残念”です。

つい最近も、そんな経験をしたばかり。

そのお店がある場所は、何度かお店が入れ替わり、今は3店めか4店目の店舗に変わっています。

表通りから一本入った静かな立地で、ロケーションはとても素敵。

閉めてしまった前のお店に行ったことがありますが、そのときはイタリアンでランチとしてはいい線だったので、閉店したときはとても残念だったのを覚えています。

家族で出かけてちょうどお昼にかかってしまい、あそこのお店、新しくなったから行ってみようかという主人の提案で入店して、注文。

まわりはほとんど女性客ばかり。

野菜にこだわった新しいスタイルのフレンチレストランだそうです。

ところが、まず出てきたパンを見てびっくり。

あまりにキメが整いすぎています。

これはあくまで私の推測なのですが、キメを整える添加物を入れたりその他もろもろ入っていそうな…。

そしてパンを食べると、味自体もありません。

思わず主人を見ると、主人も同じ顔を…。

その後のお料理に関しては、言いたくはないのですが・・・。

人工的な味が、どのお料理からもしてきました。

また、まだ人工的な味があまりせず、ましだったメインの魚料理は、今度は魚自体にも旨みが感じられず、調理方法の選択が間違っているのではという感想でした。

盛り付けはそれは素晴らしく、女性好みのキレイなお皿。

野菜もキレイに入っています。

でも、味という魂は感じられませんでした・・・。

娘がいただいたのは、魚介のリゾット。

でも一口食べてすぐに“ママ・・・”と。

サフランの黄色も鮮やかなのに・・・。

人の価値観はさまざま、そして味の基準もさまざまです。

また、飲食店側からすれば原価コストもありますから、その上での選択なのでしょう。

けれども、あの味を作ったシェフは、本当に美味しいからと胸を張ってお料理を作っているのでしょうか。

お料理に入っている“愛情”という、見えないけれど大切なものについて、本当に考えさせられた出来事でした。