大塚 嘉一
オオツカ ヨシカズコラム一覧
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「私の視点」、私の失点。
私の妻の魅力は星の数ほどもありますが、そのうちの一つに、問題提起能力があります。日常の様々な疑問や不条理と思う点を、時に穏やかに、時に激しく私にぶつけてきます。とても刺激になります。 朝日新聞平成25年12月13日付け朝刊の「私の視点」に、私の、裁判員裁判についての論考が掲載されました。これも妻の発言がきっかけでした。東京高裁が、続けて、一審の裁判員裁判の死刑判決を覆がえして、無期懲役とした...(続きを読む)
河合幹雄教授に会ってきた 埼玉弁護士会死刑制度廃止検討プロジェクト・チームの報告(その2)
今月(平成25年11月)2日、PTのメンバー二人と一緒に、桐蔭横浜大学に河合幹雄教授を訪問してきました。 PTは、今年6月24日の第一回の委員会以降、既に5回、委員会を開催しています。各種資料を読み込んで議論をしていますが、依然として、存置派の私と廃止派のその他委員との間の溝が埋まりません。空中戦になりそうなところを、なんとか課題を見つけて引っ張ってきた、というのが正直なところです。 そ...(続きを読む)
「私の履歴書」 利根川進教授の場合
日本経済新聞の「私の履歴書」を毎日読んでいます。弁護士になって定期購読を始めましたから、もう25年以上になります。財界人と文化人とが、交互に登場します。財界人の場合、ポジティブ思考の人が多いのに対して、文化人は内省的な人が多いな、というのが私の観測です。同じような境遇に出会っても、財界人は積極的に運命を切り開いていこうとし、文化人はその状況の背景を掘り下げていこうとする、というような。 現在...(続きを読む)
弁護士の息子(その2)
我が家の下の小動物(小学校1年生)が、自分の父親が背が低いことに、三歳のときに気がついた、と言います。 そこで、聞いてみました。「それじゃあ、お前のパパが、映画俳優みたいにカッコイイことは、いつ気がついた?」。 息子は、やや間をおいて、答えました。「まだ、気がついていない」。(続きを読む)
ランチア・デルタ・HF・インテグラーレ・16V
そんなに見つめないでください。あら、恥ずかしい。私ですか、そうですよ、デルタと申します。 日本の方ですよね。懐かしい。私も、以前、日本に住んでいたんですよ。こちらで生まれて、すぐに日本にやられて、最初からずーと、埼玉の弁護士の大塚嘉一先生という方のお世話になっていました。先生に育てられたようなものね。 先生は、私のこと、少し不細工だけど、知れば知るほど可愛くなる、っておっしゃって。不細工...(続きを読む)
ビックリ・ハウス
うちの小動物たちを連れて、埼玉県内の動物園との「ハイブリッド」を売りにする某遊園地に遊びに行きました。 夏真っ盛り。弁護士も、裁判官が夏休みをとる関係から、8月は業務に余裕があります。 木でできたジェット・コースターをはじめ、様々な遊具に乗り、さてビックリ・ハウスです。彼らには初めての経験。 中に入り、水平軸を中心に座席が360度回転する(かのような錯覚に襲われる)と、子供たちは、ビ...(続きを読む)
弁護士の息子
下の我が家の小動物が、いつの間にか、小学一年生。 チョットした手術を受けることになり、病院に。 病院の決まりなのでしょう、誓約書に、本人の自署を求められました。 母親 「〇〇、ここに名前を書いて」 本人 「だって、僕、何書いてあるか分かんないよ」 母親 「ママが、聞いているから、大丈夫」 本人 「だったら、ママが書いて」 弁護士をしていて、本人の自署を求められ...(続きを読む)
デイムラー・ダブルシックス・シリーズⅢ-魔性の美の虜となった父と子の物語
デイムラーのダブルシックス・シリーズⅢの最終生産型を、父から貰い受けました。 父は、昔から日本車を乗り継いでいます。今も、普段の足は、日本のメーカーの空冷エンジンのワゴン車です。 その父が、20年ほど前、突然、手にいれて、私を驚かせたのがデイムラー。当時、要人の送り迎えをする機会が年に何回かあり、そのために買ったものと推測しています。ジャガーの傘下にくだったとはいえ、今もなお英国車のヒエ...(続きを読む)
埼玉弁護士会死刑制度廃止検討プロジェクト・チーム
私は、死刑存置論者です。正しくは、死刑制度存置論。制度としての死刑は残さなければならない、という立場。詳しくは、私の事務所のウェッブ・サイト(www.kikuchisogo.com)中の「死刑制度廃止論」をご覧ください。 さて、埼玉弁護士会では、今年(平成25年)3月15日、「死刑廃止検討プロジェクト・チーム」の委員を募集することを、会員に通知しました。 私は、このような委員会に、埼玉弁...(続きを読む)
クリストファー・ロイドさんから返事がきたよ
私の妻の魅力は星の数ほどもありますが、その一つに、冷静沈着である、というのがあります。自分の夫が、はしゃいでいるときであっても、です。 イギリス人のジャーナリスト、クリストファー・ロイドさんの著書Christopher Lloyd What On Earth Happened(2012)が売れているようです。日本では、「137億年の物語」と題して、翻訳され、10万部を売ったそうです。 ビ...(続きを読む)
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