大塚 嘉一(弁護士)- コラム「弁護士業務」 - 専門家プロファイル

大塚 嘉一
依頼人の法的権利を実現する─それが私どもの願いです

大塚 嘉一

オオツカ ヨシカズ
( 弁護士 )
菊地総合法律事務所 代表弁護士
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弁護士業務 のコラム一覧

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「シン・クレーマー」とは何か?

 「シン・クレーマー」とは、クレーマーではあるが、金銭や便宜など自分の利益を要求するのでなく、相手の企業等に苦情を言う、言い続ける者である。例えば、コンビニで、この商品はこの棚にこう並べろと店員に要求し続ける客、病院で、順番がなかなか来ないことに腹を立てて騒ぐのではなくて、順番待ちのシステムをこう変えろ、と受付の者に主張し続ける患者、である。自分の利益になるようなことを要求するわけではないことが、...(続きを読む)

2021/06/25 11:10

不動産売買契約の決済

 今日の朝一番、東京駅近く、高層のオフィスビルの立ち並ぶ丸の内の一画で、不動産売買契約の決済に立ち会いました。時世を反映してか、セキュリティーが一層厳しくなっていました。屈強なガードマンの姿が、ちらほら。  今回の取引は、資産家である依頼者のため、ポートフォリオ組み直しの一環です。事前に準備して臨んだのですが、権利関係が複雑なこともあり、時間が掛かりました。首尾よく完了した旨を、依頼者に伝え終わ...(続きを読む)

2017/09/13 13:58

大塚弁護士が酒を飲む理由

 一人で酒を飲むことがあるかって?  あるよ。  例えば裁判で勝ちすぎちゃったときに、ね。  俺は、裁判では、嘘は言わない、言わせない。証拠を偽造しない、させない。でも、言い分には、解釈や、分かりやすい表現方法というものはある。証拠の吟味、提出のタイミング、利用の仕方、効果的な反対尋問というものがある。  ときに、勝つべきでない事件で勝ってしまうことが、ある。多くは、判決の前に和解して、譲...(続きを読む)

2015/09/15 14:43

伊勢丹浦和店とクレーマー

 浦和の伊勢丹は、私の事務所から歩いて5分くらい。よく利用します。  先日、妻と買い物に行きました。アッ、と妻の声。見ると左手薬指の先がちょっと切れています。現場を点検すると、妻にも不注意があったかもしれないが、お店の造作にも問題がありそう。  そこで、その造作の問題点を詳細に書いて、善処方を要請する手紙を送りました。出したあと、クレーマーと思われたらいやだなと思いました。  すると、手紙が...(続きを読む)

2014/01/16 15:00

日弁連会長に喧嘩を売り損ねた男の話

 日本弁護士連合会の会長が、公式ブログを発表しているのは、ご存じでしょうか。日弁連のウェッブ・サイトから見られます。  先月(平成25年5月)28日、7月12日に行われる岐阜県の次期民暴大会の宣伝のブログが掲載されました。民暴大会というのは、各単位会の民暴委員会が主体となって、民暴事件の研究発表や国民に対する啓もう活動をする会議です。持ち回りで、年に二回行われます。民暴大会の告知それ自体は結構な...(続きを読む)

2013/06/26 10:58

続・なぜ埼玉弁護士会であって埼玉県弁護士会ではないのか

 県名ではなく、県内の市を名乗る弁護士会があります。今ですと、横浜弁護士会、金沢弁護士会、仙台弁護士会です。前述のように、以前は、茨城県弁護士会は水戸弁護士会と、兵庫県弁護士会は、神戸弁護士会と名乗っていました。  県ではなく、市を名前にしているところでは、その市以外の地域の弁護士の会員から、地域全体を表わすような名称にしようという主張があるのでしょうか。また、あったのでしょうか。  そういえ...(続きを読む)

2012/11/27 09:46

なぜ埼玉弁護士会であって埼玉県弁護士会ではないのか

 私の所属するのは埼玉弁護士会であり、埼玉県弁護士会ではありません。「県」はついていません。  一般の方から、埼玉県弁護士会と、「県」を付けて言われることがあります。時には、同業の他の弁護士会の弁護士から、同様に言われることがあります。  どちらがいいのでしょうか。  全国には52の弁護士会があります。基本的に各都道府県に一つです。例外は東京と北海道です。弁護士会の名称の付け方は、特に決まっ...(続きを読む)

2012/11/26 16:59

TPPと弁護士

 最近、海外からのご相談、ご依頼が増えています。当事務所のウェッブサイト(www.kikuchisogo.com)を通じて、当事務所を知っていただいたそうです。国際化時代を実感します。係争地は、国内です。裁判をするのも、日本国内です。  TPP(Trans-Pacific Strategic Partnership Agreement 環太平洋戦略的経済提携協定)への加盟が議論となっています。加...(続きを読む)

2012/11/23 15:00

ディテールの話

 私の妻の魅力は星の数ほどありますが、その一つにディテールに詳しい、というのがあります。  例えば、おいしいお菓子屋さんがあったなあ、どこだったかなあ、という話になったとき、妻は、緑色の看板があった、しゃれた窓があった、あの通りのコンビニの隣にあった、という風に、写真のように記憶しているようなのです。フォトグラフィック・メモリーというやつですね。  私はといえば、まず、どこかに行く途中にあった...(続きを読む)

2012/11/16 15:53

山中教授と弁護士

 いささか旧聞に属しますが、山中信弥教授が、今年(平成24年)、iPS細胞の研究でノーベル生理・医学賞を受賞しました。同じ日本人として、誇りに思います。  一方、同教授の「日本という国が受賞した」との言葉など愛国的言辞に抵抗を感じている人もいそうです。まず、理想があって、その理想を共有すると信じる人を賞賛し、そのバックグラウンドを無視しようとする人々です。弁護士にも多くいます。  しかし、人が...(続きを読む)

2012/11/12 19:07

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