大塚 嘉一
オオツカ ヨシカズ妻 のコラム一覧
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大塚弁護士がポケットチーフをする理由
何故いつもポケットチーフをしているのか、って? 女の子に泣かれたときに、ハンカチを渡すわけには、いかないじゃんか。 女の子が、小首をかしげて、俺に聞くよ。「先生の趣味はなんですか。」と。 俺は答えるよ。「趣味は、妻です。」。 すると、その女の子は、笑顔になって、やがてその頬には、ツーッと涙が伝ってくるわな。そのときに、ハンカチを出せるか? え? 何? 妄想? 白昼夢? 本当は、そ...(続きを読む)
「本物」のハム
私の妻の美点は星の数ほどもありますが、その一つに、言葉を厳密に使い分ける、という点があります。これは、言葉を操ることを生業とする弁護士にとっても、見習わなければならない点です。 妻は、子供のころ、ベルリンに住んでいたことがあるせいか、彼の地に関わる食に関して、いささかこだわりがあるようです。 その一つ。 ロースハムというのは、「本物」のハムではない、ハムとは、豚のモモ肉を素材にしたも...(続きを読む)
手編みのセーターの呪い
私の妻の魅力は星の数ほどもありますが、そのうちの一つに編み物が上手というのがあります。しかも、単に仕上がりが綺麗、という以上の何かがあります。 妻の手になる荒い編みの、ちょっとルーズなセーターは、とても保温性が高く、一度着ると手放せなくなります。彼女は、仕事もあって忙しいはずなのに、冬の季節になると、いつの間にか出来上がっています。今、着ているのは、さて何着目でしょうか。身に着けると、暖かさ...(続きを読む)
銀座ソニービルと近くのレストラン
写真は、銀座のソニービル。数寄屋橋交差点の南東の角にあります。 都内で、待ち合わせ場所のアンケートをとったら、間違いなくベストテンに入るでしょう。 私が、妻とのお見合いの待ち合わせ場所に指定したのも、こちらでした。十数年前、永すぎた独身生活に別れを告げるべく、お見合いの場を自分で設定しました。 当日、弁護士業務もそこそこに切り上げ、向かいます。ソニービルのオブジェ前で初対面となり、自己紹介...(続きを読む)
鳩居堂の便箋
写真は東京の鳩居堂です。銀座四丁目の交差点の南西の角、三愛の南隣にあります。東京地家裁・高裁の帰りに寄り道することがあります。弁護士業務とは直接の関係はありません。 鳩居堂は、お香や文房具類の老舗。東京は銀座の鳩居堂、公示地価が発表されるたびに話題になるのは、同店にとってはありがた迷惑なのではないでしょうか。店内に入れば、ほんのりといい香りに体全体が包まれます。かつて値札も見ずに手に取ってしま...(続きを読む)
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