対象:ペットの医療・健康
往診専門病院を見つけ往診に来てもらいましたが、次々と言われてしまうので今回質問させてもらいました。
●1匹は14才メス。全く外に出ません。
胸にしこりがあり、怒ってあまり細かく見れず「しこりを確認し、乳がんの恐れもある。どこかで検査や老猫なので手術ができるか心電図等とったほうが」と言われました。
翌日、他病院へ行くと「しこりが3つあり膿が出ている。3か所とも針をさして検査しましょう」と言われました。結果、菌が3箇所とも出ませんでした。
「硬くなくやわらかいのと菌も出ないので、乳がんとはきめがたい。乳腺のうほう?が強い。しかし、針を刺した部分よりずれたところに癌があった場合、検査結果に違いがある。手術はかなり大きく切るため、結果良性だった場合かわいそう」とのことで、今どちらともきめがたい状態らしく。
「2週間後にもう一度検査」と言われました。
往診の先生から電話がきて、内容を言ったら「手術はしたほうが良い。良性だったら安心だし、良性でも悪性に変わる場合もある。早い対応が一番」といわれました。
1匹は4才のメス。しょっちゅう外に出ています。
往診専門の先生が来て、エイズ・白血病検査をしました。
結果は大丈夫とのことでワクチンを接種しました。これは3週間ごとに続けて3回打たなければならないとのことでした。それが終わったら7種混合の接種をやりましょうと言われ。血液を採って検査した結果が昨日の電話でコロナウィルスの数値が800と出ました。1/10の確率で発症する恐れがあり、水が溜まって2週間くらいで死んでしまうとのこと。それを抑えるためにインターフェロン8本32000円とサプリメント1日160円を2か月やったほうがとのことです。
2匹とも元気ですが、このように言われてしまってます。
過剰にも聞こえてしまいとまどっています
Srmrさん ( 埼玉県 / 女性 / 32歳 )
回答:1件
RE:乳がんとコロナウィルスについて
1.しこりが腫瘍なのか、膿瘍(菌による感染)かにより大きく治療法や予後が変わります。腫瘍であった場合で、なおかつ乳腺の腫瘍であった場合、悪性か良性かにより、今後が変わります。乳腺の腫瘍では、猫は9割が悪性です。治療法は乳腺を外科的に摘出するしかありませんが、現段階で肺や他リンパ節に転移していた場合予後不良です。良性か悪性かを判断するには腫瘤自体をとって病理検査を行うのが一番確実です。それ以外の方法では確定できないことも多いです。硬さや見た目で良性、悪性は判断できません。場合により、腫瘍の周囲に感染が起きている場合もあります。2週間経過を見てやはりしこりが残るようであれば、外科的に治療することを考え、麻酔前の健康状態の評価、転移の有無の確認として、血液検査、尿検査、レントゲン検査等を行っていくのがよいのではないでしょうか。
2.コロナウイルスですが、抗体をはかる方法と遺伝子で検査する方法とあります。抗体価が800だからといって必ず発症するわけではないですし、もっと低くても発症するケースもあります。しかし発症すると致死率は高く、治療法もまだ確立されておりません。もしご心配であれば、遺伝子検査も行ってみるのもよいのではないでしょうか。予防的にインターフェロンや、サプリメントを行うことは悪くはないと思いますが、今すぐでなく猫の状態を見ながら検討していってもよいのではないでしょうか。
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