対象:お金と資産の運用
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資産形成のためには変額個人年金保険よりも投資信託だ、という話をききますが、実際のところ投資信託を選んで購入し、それを管理するのはかなり熱意と手間が必要です。一時は雑誌で勉強したりしてETFや投資信託や国債を購入してみましたが(計400万円ほど)、ここ半年は忙しくて全く放置してあります。今も積み立て続けていますが把握できていません。
自分でしっかり管理できない私のような者は、投資信託をやるよりも、手数料安めの変額個人年金保険を購入・規則的増額を行うほうがいいのではないかと思ったのですがいかがでしょうか?
余裕資金でPCAプラチナインベストメントを100万円購入しようか検討中です。
補足
2009/11/01 18:02「投資信託は手間と熱意が必要」というのは選ぶのに迷ってしまう、リバランスや再投資もめんどくさくて放置してしまう、ということです。
3628さん ( 長野県 / 女性 / 32歳 )
回答:4件
投信も、変額もリバランスは、必要。
はじめまして、FPの岩川です。
投資信託の管理は難しいとのこと。
ご指摘の通りだと思います。
書籍や新聞、専門家などでも、投資信託を長期保有していれば、誰でも長期投資が成功するかのように、言われていますが、そんなことはありません。
これは、投資信託だけではありません。
変額保険であっても、投資先(変額保険の中身)は投資信託です。
もしも、変額保険の中身が、複数の投資信託を組み合わせて
運用するのであれば、残念ながらリバランスの手間は発生します。
リバランスは、はじめに基準を設け、必ず行う必要があり、
放りっぱなしの場合には、長期投資でも、元本の割れる可能性は
十分にあります。
おそらく、一番適しているのは、バランスファンドです。
運用ニードにより異なりますが、長期的にノーメンテナンスで、
資産形成が可能といえます。
バランスファンドは、リバランスをファンド会社に任せるので、
手数料が多少高めです。
(バランスファンドは、リバランス時の課税はありませんので、
それだけでも、コスト以上の成果は期待できると考えられます。)
変額保険も、バランスファンドを選択すれば、理論上は同じです。
ただ、変額保険の年間コストが高すぎます。
また、保険会社の破綻リスクも引き受けなければならないので、
「手間」を省くだけが、目的ならば、変額でなく、バランスファンドです。
資産運用は、生活のメインでなく、縁の下の力持ちにしなければなりません。
書籍や新聞は、いざ実行してみると役に立たないことはたくさんあります。
経験者、実行者に確かめないとなかなかわからないものです。
つい先日のQ&Aです。
ETFは、良い例です。
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/qa/detail/38552
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼
3628さん
わかりやすく教えていただきありがとうございました。
変額個人年金保険は手数料の高さだけではなく、保険会社の破綻リスクもあるんですね。自分に合ったバランスファンドを探して積み立てようと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
-
報告書には情報が入っています。
3628さん、今晩は。CFPの小林治行です。
「投資信託の管理にはかなりの熱意と手間が必要」とのことですが、それほど大変だという理由は何ですか?
ご存知と思いますが、投資信託は運用をプロに任せて、長期を前提で保有しているものです。
分配型と再投資型があり、分配金が振り込まれてくるものと、その分配金で同じ投信を買い増していくタイプがあります。毎月決算型のものなら、毎月報告書が送られてきます。
変額個人年金は年2回ほど、契約の確認とか残高証明書という形で書類が送られてきます。
手間が必要とは毎月の運用の報告書のことでしょうか?
前記のように、投資信託も変額年金も運用は自分でやっている訳ではありませんから、毎月の報告書はファイルしておくだけでもOKです。上がった下がったと一喜一憂をする必要はないからです。
報告書にはいろいろな項目に数字の記載がされていますが、その説明がもし不明の時は、金融機関に問い合わせて下さい。見方・読み方の方法の書類を見てみましょう。
証券会社(又は銀行)から「特定口座年間取引報告書」が確定申告用として来年初めに送ってきます。それを見れば、1年間の運用結果が書かれています。
手間はファイルをする事は必要ですが、苦労と考えず、前月との比較とか半年前との比較をすると時間推移が分かって良いですよ。
手間と考えず、来るのが楽しみになると投信も喜んでくれるでしょうね。
注)上記は分配型投信で特定口座源泉ありを想定してます。1度購入したら塩漬けにしておいて良いというものでも有りません。スウィッチングが出来るものもあります。
評価・お礼
3628さん
回答いただきありがとうございました。参考になりました。
報告書もめんどくさがらずに読むようにしたいと思いました。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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薪炭報酬の安いアセットミックス投信をお勧めします
3628 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
変額年金も運用の対象は投資信託です。どの投資信託が良いかを選べないのと同様、どの変額年金の運用が良いかも選べません。
また、投資・運用の成果の多くはコストの高・安が影響します。その点変額年金は、保険のコストに運用のコストが加わりますから、同様のアセットを対象とする通常の投信に対して相対的に効率が劣ります。1%程度コストが高ければ10年で10%、20年では20%の差が出ます。400万円の投資であればコスト負担は20年では80万円、10年でも40万円の差になります。
それでも手間と熱意をかけたくなければ、信託報酬の安いバランス型ファンドがあります。
信託報酬が1%以下で買い付け手数料もなく積み立て可能なファンド・オブ・ファンズをお勧めします。
例えばセゾン・・・・、マネックス資産・・・・、楽天・・・・などのバランスファンドがあります。(各投信で探せば数分で探せます)
評価・お礼
3628さん
回答ありがとうございました。信託報酬の安いバランス型ファンド、探してみます。詳しく教えていただきありがとうございました。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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相談できるパートナーを・・・
はじめまして、3628さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
投資に関心を持たれて投資をする際には、ご質問に書かれているようにある程度の知識は必要になりますね。
しかし変額個人年金は、一度購入されたらそのままで良いかと言うとそうではないですね。
変額個人年金といえ、その中のポートフォリオがありますから、リバランスなどを行なう必要もあるでしょう。
最近では私どものようなFPで付随業務として金融商品を取り扱っている事が多いので、私どものようなFPをパートナーに持たれても良いでしょうね。
IFAという肩書きも出てきています。
これはインデペンデント・ファイナンシャル・アドバイザーと言って、独立系ファイナンシャル・アドバイザーの事です。
変額個人年金も実はコストがかかっていて、それよりは個人で直接運用した方が良いと言う事で投資信託を勧める場合が多いのですが、ご自分で行なう手間を考えるかある程度他人に任せて手数料を払うかを考えられても良いでしょうね。
評価・お礼
3628さん
回答ありがとうございました。
自分でなんとなく運用するよりも、プロに相談しながらやっていったほうがいいなあと今回実感しました。ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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