対象:お金と資産の運用
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投信も、変額もリバランスは、必要。
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はじめまして、FPの岩川です。
投資信託の管理は難しいとのこと。
ご指摘の通りだと思います。
書籍や新聞、専門家などでも、投資信託を長期保有していれば、誰でも長期投資が成功するかのように、言われていますが、そんなことはありません。
これは、投資信託だけではありません。
変額保険であっても、投資先(変額保険の中身)は投資信託です。
もしも、変額保険の中身が、複数の投資信託を組み合わせて
運用するのであれば、残念ながらリバランスの手間は発生します。
リバランスは、はじめに基準を設け、必ず行う必要があり、
放りっぱなしの場合には、長期投資でも、元本の割れる可能性は
十分にあります。
おそらく、一番適しているのは、バランスファンドです。
運用ニードにより異なりますが、長期的にノーメンテナンスで、
資産形成が可能といえます。
バランスファンドは、リバランスをファンド会社に任せるので、
手数料が多少高めです。
(バランスファンドは、リバランス時の課税はありませんので、
それだけでも、コスト以上の成果は期待できると考えられます。)
変額保険も、バランスファンドを選択すれば、理論上は同じです。
ただ、変額保険の年間コストが高すぎます。
また、保険会社の破綻リスクも引き受けなければならないので、
「手間」を省くだけが、目的ならば、変額でなく、バランスファンドです。
資産運用は、生活のメインでなく、縁の下の力持ちにしなければなりません。
書籍や新聞は、いざ実行してみると役に立たないことはたくさんあります。
経験者、実行者に確かめないとなかなかわからないものです。
つい先日のQ&Aです。
ETFは、良い例です。
http://profile.allabout.co.jp/pf/iwakawa/qa/detail/38552
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼
3628 さん
わかりやすく教えていただきありがとうございました。
変額個人年金保険は手数料の高さだけではなく、保険会社の破綻リスクもあるんですね。自分に合ったバランスファンドを探して積み立てようと思います。ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- ( 千葉県 / ファイナンシャルプランナー )
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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この回答の相談
資産形成のためには変額個人年金保険よりも投資信託だ、という話をききますが、実際のところ投資信託を選んで購入し、それを管理するのはかなり熱意と手間が必要です。一時は雑誌で勉… [続きを読む]
3628さん (長野県/32歳/女性)
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