対象:ペットの医療・健康
マルチーズのシニア犬(推定14歳〜15歳)が徘徊と夜鳴きを始め、その8日後に亡くなりました。
この子は、保護犬で、我が家に来た時は推定13歳くらいですが、年令の割に歩く速度が早く、体調も良好でした。
今年の7月始め頃から歩くスピードがゆっくりになり、寝起きが悪くなりました。ただし、食欲は旺盛で、多飲・多尿でした。
8月10日に夜鳴き・徘徊が始まり、その翌日、右の後ろ足に力が入らなくなり、ハァハァと息が荒くなりました。病院でレントゲン撮影と血液検査を行い、椎間板ヘルニアおよび肺水腫と診断され、強心剤と利尿剤を注射し、抗生物質の錠剤を処方されました。血液検査の結果:アミラーゼ2055、尿素窒素37、クレアチン 2.1。
翌日には歩くようになりましたが、夜鳴き・徘徊は続き、3日間、ほとんど眠らなかったので病院に連れて行きました。この時は、鎮静剤と抗生物質を処方され、その日は眠りましたが、翌晩には徘徊が始まり、部屋の隅や家具の隙間に頭を突っ込んで動かなくなりました。念のために別の病院に連れて行ったところ、心電図をとり、心臓腫瘍および心筋症を疑う、という診断を受けました。
2つの病院で診断が異なったため混乱しました。
その後2日間、夜鳴き・徘徊が続き、3日目の夕方、ぐったりしました。四肢を突っ張り、頭をのけぞらせるような動作(発作?)があり、タール便を出したので、あわてて病院に連れて行きました。
病院では、応急措置としてリンゲルを打ち、翌日、点滴をすることになりました。その夜半、2〜3度、四肢を突っ張り、頭をのけぞらせて息を引き取りました。
私がもっと適切な対処をすれば救えたのではないか、と心残りです。これだけの情報では判断が難しいとは思いますが、ご意見を聞かせていただきたく、質問をいたしました。
補足
2009/10/14 00:37補足質問はありません。
ちょちママさん ( 東京都 / 女性 / 58歳 )
回答:1件

RE:マルチーズシニア犬の死因
ご愛犬の死、心よりお悔やみ申し上げます。
ご愛犬の死因についてですが考えられる範囲内でお答えします。
まず、肺水腫や心電図の異常を引き起こす疾患は心疾患が疑われます。また、強心剤や利尿剤の投与などで症状の改善が認められた経過があり、こういったことからも心疾患が示唆されます。
また、四肢を突っ張り、頭をのけぞらせる動作はやはりケイレン発作と思われます。ケイレン発作の原因は代謝性疾患や頭蓋内疾患など様々な原因が疑われます。
徘徊や夜泣きなどは痴呆からくるものと思われ年齢は、はっきりしませんがかなり高齢であったと推測されます。動物も高齢になると元気そうであってもいくつかの疾患を抱えていることが多いです。死の原因は分かりませんが高齢であったり、心疾患やその他の疾患が相互作用し息を引き取ったのだと思います。相談犬は高齢でしたが保護してもらい最期は人の温かさに触れることができ幸せな生涯だったと思います。胸を張って天国に送りだしてあげて下さい。
評価・お礼

ちょちママさん
温かいコメント、ありがとうございました。
おかげで、心の重荷を降ろすことができました。
私の腕の中で看取ることができて良かったと思います。
犬生をまっとうできたと信じて天国に送り出してやります。
(現在のポイント:3pt)
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