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投資信託の分散投資の考え方

マネー 投資相談 2009/08/28 13:14

自己資産のうち、4分の1ほどを外債でもっています。のこりは定期預金が全体の3分の1、4分の1が円の普通預金、8分の1ドル預金となっていて、ドル預金と普通預金の資金で投資信託、もしくはETFを購入して、殖やしていきたいと考えています。

外債はすでにたくさん持ってしまっているので、分散投資するとしたら、外債の投信はやめておいて、国内株式、国内債券、外国株式、の3種類のインデックスファンドがいいかなと思うのですが、買い方をどうすればいいかよくわかりません。

1)リスク分散で毎月少しずつ買っていく場合、ある銘柄を決めたら、それをどんどん買い足して、かつ複利で運用していくのがいいのですか? (ものによっては販売時期が限られてるものもあるような・・・)

2)もしくは、たとえば「インデックス型の国内株式投信」でも何種類かを買って、毎月買い足していくのか?

3)そもそもそんなにいろいろな投信があるのでしょうか?

4)現在、外債(投信じゃない)をもっている証券会社で、10万円ほど外債投信を買ったので、すでに口座管理手数料がかかっています。残りもここで買って一元管理してるのがいいでしょうか?

komatta76さん ( 兵庫県 / 女性 / 33歳 )

回答:4件

森本 直人 専門家

森本 直人
ファイナンシャルプランナー

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分散し過ぎるとどうなるのか

2009/08/28 16:07 詳細リンク

komatta76様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご相談の件、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式に分散投資をして、長期で保有し続けるという戦略は、セオリー通りで、わるくないと思います。

リスク分散で毎月少しずつ同じ銘柄を購入するやり方も、投資タイミングが分散されて、わるくないと思います。

ただ、マニュアル的な内容は、答えではなく、あくまで参考にすべきものだと思います。

相手は、何しろ生きた経済ですから、こちらの思惑通りに動いてくれるとは、限りません。

例えば、同じ資金と同じ方法で、2007年の3月にスタートした人と、2009年の3月にスタートした人では、同じ期間で、最終的な結果が異なるのは、明らかです。

基本があれば、応用もありますので、基本は大切にしながらも、自分の相場観などを持つことは、必要なことではないかな、と思います。

選ぶ投信については、アクティブファンドが選べなければ、インデックスファンドを選ばれるのが無難です。

ただ、人を介する証券会社のサービスでは、インデックスファンドやETFは、あまり積極的に取り扱わない傾向があります。(扱っていないわけではありません)

インデックスファンドやETFを選ぶ方は、ネット証券で購入される方が多いようですね。

さらに詳しくは、個別にお問い合わせください。

以上、ご参考にしていただけると幸いです。

回答専門家

森本 直人
森本 直人
(東京都 / ファイナンシャルプランナー)
森本FP事務所 代表
050-3786-4308
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い

お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。

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吉野 充巨

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー

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ご購入にあたっての各種考え方と資料

2009/08/28 14:17 詳細リンク

komatta76 様

初めまして、ライフプランの実現と資産運用をサポートするオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

既に外国債券を対象とする投資信託をご購入されている由、今後の資産配分として、インデックスファンドを検討されているとの事、
ご存知の通り、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされていますので、ベターな選択と考えます。

様々な実証研究によれば、資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
従いまして、今回ご購入を検討されている国内株式、国内債券、外国株式の、全体の資産に対する購入比率を決定の後にご購入されるようお勧めします。
各年金運用団体の資料が下記に掲載していますので、宜しければ参照ください。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html

◎ご購入にあたっては、コスト(買付手数料と信託報酬等)と資産額の大きさに着目されては如何でしょう。

ETFの購入では
日本株式を対象とされる場合には、TOPIXに連動するか日経225に連動するETFが夫々資産額も大きく、信託報酬も安くなります。買付手数料は株式に準じます。

外国株式に対応したETFは現在80本程度が日本で購入可能です。これらの中から、どのような対象に投資するか選ぶことが出来ます。例えば、日本を除く先進国の株価指数に連動するもの、アジアなどの地域の株価指数に連動するものなどです。
宜しければ下記を参照ください。
http://www.officemyfp.com/etf-5.html
ご購入にあたっては、ネット証券でのご購入が買付手数料が安くお勧めです。

もし、難しければ、MSCIコクサイ指数に連動するインデックス・ファンドで資産額が大きく、信託報酬の安いものを
お勧めします。

補足

日本債券を対象とするものは、ETFがありませんので、インデックス・ファンドのうち信託報酬が低いもので資産額が大きなものをお勧めします。

投信のご購入は、買付手数料がない(ノーロード)としている、取扱会社をお勧めします。同じ投信でも手数料か必要な会社と手数料なしの会社が存在します。

インデックスファンドのご購入は下記をご一読ください。
インデックスファンドの選び方
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/29804

インデックスファンドのリストは下記に掲載しています。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html

毎月積立と、一括購入とでは優劣がつけられません。
何故ならば、明日の価格は予想がつかないとされているからです。
ただし、高値で購入してしまうリスクを避けるるためには分割購入がお勧めです。(ただし、底値で買うというリスクは放棄してしまいます)

吉野 裕一

吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー

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今後の管理もしっかりされてください。

2009/08/28 17:37 詳細リンク

はじめまして、komatta76さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


分散投資の考え方をしっかり持たれており、今後は積立という時間分散のドルコスト平均法を考えられておられるので、とても良いリスクの取り方だと思います。

今までのセオリーでは、大別して国内株式・国内債券・海外株式・海外債券と4つに分けられて資産配分をする事を言われてきました。

その中で比率を考えられて、ご自身に合った資産配分で運用されれば良いと思います。

ただ最近では新興国の成長の早さや金融市場もグローバル化してきていますので、もっと細かい分散もあるのかも分かりませんね。

海外株式と一纏めにせず、欧州、米国、アジア、新興国などと分けて考えられても良いでしょうね。
債券も同じようにいえますね。

新興国へ投資されている債券型ファンドなどでは、先進国と同じくらいの期待リターンがあると考えられます。
ただ新興国は制度なども整備されていないので、リスクも含んでいますね。

時にはリートのようなものへの投資もリスクヘッジになると思います。

今、口座を持っておられる証券会社で取り扱っている商品の中でkomatta76さんが気に入って運用も良いものがあれば、一元管理をされても良いと思います。

しかし、証券会社によっては取り扱いが限られている場合もあります。それをどこまで納得されて購入するかだと思います。

恩田 雅之

恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー

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インデックス運用について

2009/09/03 11:35 詳細リンク

komatta76 さん

はじめまして、恩田と申します。札幌でFP事務所を開いています。

インデックス型の投資信託は、ベンチマークとなる指標(インデックス)に連動するような運用を目指している投資信託になります。

日本株ですと、日経平均やTOPIXに連動するものが主流になります。
投資信託を選ぶ時は、同じ指標を採用している投資信託の中から、連動性の高いものピックアップし、コスト(販売手数料や信託報酬)の低いものを選択の基準にされるといいでしょう。

外国株に関しても主流になる指標がありますので、その指標をベンチマークに採用している投信の中から運用成績がいいもの、コストの低いものを選択の基準にされるといいでしょう。

一般的には、株と債券は経済状況や金利の状況などで異なった動きして、資産の種類を分散する効果が期待できますが。今回の金融危機の時は、株式と債券が同じ方向(同じように下がり、同じように上がる)に動きました。

分散効果をより高めるためには、投資するタイミングを分ける時間分散を活用しましょう。
毎月同じ金額を購入するドルコスト平均法とともに、komatta76さんが割安だと判断された時に投資できる資金も用意しておくことで、平均購入単価を下げることが期待できるでしょう。

質問者

komatta76さん

回答ありがとうございます。

2009/08/29 00:28

「基本があれば、応用もありますので、基本は大切にしながらも、自分の相場観などを持つことは、必要なことではないかな、と思います。」
そうですよね。自分でも、もうすこしいろいろ勉強しなきゃ、と思うのですが、そうやってずーっと何もしないまま過ぎてきてしまったので(普通預金でもってるまま)、とにかく基本を押さえて投資したほうがいいかな、と考えています。

「自分の相場観」はどのようにして養えるものでしょうか?

komatta76さん (兵庫県/33歳/女性)

質問者

komatta76さん

回答ありがとうございます。

2009/08/29 00:29

すぐの回答ありがとうございます。
参考URLなど、さっそく見てみようと思います。
丁寧に回答いただき、助かりました。

komatta76さん (兵庫県/33歳/女性)

質問者

komatta76さん

新興国債権などについて

2009/08/29 00:32

「ただ最近では新興国の成長の早さや金融市場もグローバル化してきていますので、もっと細かい分散もあるのかも分かりませんね。」

証券会社の営業マンにのせられて、ブラジルのレアル債を10万円ほど買いました。たとえば、ブラジルの経済がやばそう、と思ったら解約を考えるのでしょうか?それとも、とにかく長期保有でしょうか?

投信は一度買ったら「長期保有」しないと損、だと思うとなかなか選べません。。。

komatta76さん (兵庫県/33歳/女性)

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