対象:ペットの医療・健康
よろしくお願いします。
今年で14歳の室内飼いの雌猫です。
3年ほど前から時々顎をカクカクさせるしぐさをします。
今年に入ってからたまにその顎をカクカクさせるしぐさの後に
口をあけて前足を口の横に添えて咳をするようになりました。
咳をすると前足を添えたまま身体が前のめりになります。
一見歯に何かつまってそれを取りたそうなしぐさにも見えますが
ドライフード以外与えてません。
咳以外では子猫時代に捨て猫でかなり風邪を引いたところを保護して
その風邪の後遺症で鼻炎が残ってくしゃみ、鼻水がずっと続いています。
また、口臭が結構あり3年前に歯石除去を
獣医に提案されたことがありますが、行っていません。
一体何が原因でそのようなしぐさをするのでしょうか。
食欲もあり元気で症状が頻繁に起こるわけではなく
病院に連れて行くのを少々迷っています。
また歯石の除去も検討したいのですが、14歳で全身麻酔で除去するのに
体力に負担がかかるのでは、と不安で踏み切れません。
もっと高齢になる前に行ったほうがよいでしょうか?
3種混合予防接種は一昨年11月に行っています。
回答よろしくお願いいたします。
しょろりこさん ( 宮城県 / 女性 / 35歳 )
回答:2件
14歳の老猫
14歳ともなると、いろんな疾患が出てきます。 まず口腔の疾患です。 これまで、歯石の処置をされていないのでしたら、 それが原因と言うことが強く疑われます。 歯石がたくさん着いて歯茎が退行してきますと、奥歯がぐらぐらし出します。それが、時おり内側に倒れて、上の歯と当たってしまうため、顎をかくかくさせてしまうのです。 これはよくあるケースです。
歯石はほっておいても自然に治癒することはありませんし、どんどん歯茎は退行してしまいます。やらざる得ない状況になっているのではないでしょうか? 術前の血液検査、胸部X線検査などで、現在のネコちゃんの健康状態を十分把握してもらって、歯石除去の処置をお受けになられたらいかがでしょう。 掛かり付けの先生とよく ご相談なさってください。
評価・お礼
しょろりこさん
井上 等 さま
回答ありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ございません。
大変分かりやすいお答え、非常に参考になりました。
3年前歯石の除去の値段を聞き、経済的に余裕がなく出来ませんでした。
その時感じたのが動物の医療費は高く、飼い主の経済状況で
十分な治療をしてあげれない事のつらさでした。
それから猫の通帳を作り毎月積み立てしてきました。
獣医と相談して処置を受ける方向で行こうと思います。
有難うございました。
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Re:猫が口に前足を添えるしぐさで咳をします。
顎をカクカクさせたり、口をあけて前足を口の横に添える仕草や歯に何かつまってそれを取りたそうな仕草は歯が痛い時によく見られます。加えて口臭もあり、歯石除去を勧められたのであれば、
現在の症状は歯周病による疼痛により引き起こされている可能性が高いと考えられます。
一緒に出る咳の原因は不明ですが、歯周病が悪化すると口腔と鼻腔がつながり、鼻汁・くしゃみの原因にもなります。咳が続くようであれば呼吸器に問題がある可能性があります。
一度獣医師の診察を受けていただくことをお勧めします。
歯周病の治療に関しては薬を内服する方法と麻酔をかけて抜歯する方法があります。
高齢の猫は腎不全を患っていることが多いので血液検査をした上で、獣医師と今後の治療方針のよく相談して下さい。
また診察時に自宅と同様な仕草をしてくれるとは限りませんので、自宅での様子を動画で保存し、その様子を獣医師に見せて下さい。今後の治療方針の一助となります。
評価・お礼
しょろりこさん
●● さま
回答ありがとうございます。
症状に対する的確なお答え大変参考になりました。
くしゃみ鼻水は風邪の後遺症と言われ続けていましたが、
確かに顎をカクカクさせるようになった3年前位から
ちょっとひどくなっているようにも思えます。
歯周病がくしゃみ鼻水の原因になるのであれば
こちらも併せて獣医師に相談してみようと思います。
動画で獣医師に伝えるのはとてもいい考えですね。
ぜひ実行しようと思います。
ありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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