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対象：ペットの医療・健康
ペットのＭダックス（♀）５歳が体を痒がるので、病院に行った所、検査の結果、アレルギーだと診断されました。
皮膚が赤くなったり、明確に脱毛したりということはなく、ちょっと毛が薄い箇所はありますが、獣医さんもそんなに痒そうには見えないとおっしゃいます。
アレルゲンの検査をし、陽性のものは与えないようにして、療養食を与えています。また、シャンプーの週１回、専用のものを使用しています。
ただ、なかなか症状は改善されません。
薬や副作用があるような治療はなるべく避けたいのですが、なにか体に負担が少なくて効果的な治療はないでしょうか？
サプリメントも出ていますが、使用を迷っています。
また、漢方もよいと聞きますが・・・。
何かアドバイスいただきたく、よろしくお願いします。
マヒマヒさん （ 東京都 / 女性 / 30歳 ）
回答：2件
専門家
食物アレルギー
アレルギー性皮膚炎の治療は、残念ながら、時間とお金が掛かってしまいます。
インターフェロンを打つ方法、脱感作する方法、免疫抑制剤を投与する方法が代表的ですが、インターフェロンも、脱感作用のアレルゲンも、免疫抑制剤もほんとに高価です。
そこで、ステロイドや抗ヒスタミン剤、抗生剤やシャンプー剤を使いながら、試行錯誤を重ねるというのが、殆んどの動物病院の現場の状況です。
食餌療法はもちろん、掛かり付けの先生とよくご相談されて、いろんなサプリも試されたらいかがでしょう?
評価・お礼
マヒマヒさん
ご回答頂きありがとうございます。
やはりそうですよね。
あまり薬に頼りたくはないのでサプリや漢方にも興味があるのですが、掛かりつけの先生に相談して試したいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
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RE:食物アレルギーと言われましたが・・・
一般的に食物アレルギーは低年齢(約1歳齢まで)に発症する可能性が高い疾患です。食物アレルギーの場合には除去食試験として、2〜3カ月間は低アレルギー性処方食(Z/d、低分子プロテイン、アミノプロテクトケアなど)と水のみを与えてその後、痒みの状態や皮膚の状態をチェックします。痒みの原因が食物アレルギーのみであれば改善傾向が認められます。しかし、痒みの原因としてはその他、細菌性、真菌性、寄生虫性、アトピー性などが考えられます。原因により治療法が異なりますので、除去食試験で改善が認められない場合には皮膚掻爬試験、皮膚スタンプ試験、血中IgE測定、皮内試験などを実施し、原因を調べる必要があります。根底にアトピー性皮膚炎がある場合には完治は困難なため、定期的なシャンプー療法、食事療法に加えて、ステロイドやシクロスポリン投与、インターフェロン療法、減感作療法などによる継続的な治療が必要です。
評価・お礼
マヒマヒさん
詳細かつ丁寧なご回答ありがとうございます。
２ヶ月間処方食と水のみにしましたが、目に見えての改善はありませんでした。
掛かりつけのお医者さんと相談し、教えていただいた検査についても検討したいと思います。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
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