対象:リフォーム・増改築
老朽化に伴い、夫の両親がリフォームを考えています。
義父・母は60代後半でリタイアしており、現在は年金生活です。1000万で収まる予算でリフォームを検討していますが、手持ち資金で義父・母がすぐに用意ができるのが500万で、残り500万を夫がリフォームローンを組めないか、と考えています。ただし、実家の土地・建物とも義父名義で、同居しているわけでもありません。
我々も4年前に実家の近くにマイホームを建て、現在夫がローン残高1000万(残り10年)、私(妻)が500万(残り6年)返済中です。
そこでお尋ねしたいのですが、
?名義が義父のままで、リタイア後でローンをくめないことから、息子である夫がローンを組むというのは可能かどうか。またその場合、リフォームローンを適用できるかどうか。
*夫は長男、姉が二人おります。(姉二人のうち一人は結婚して家庭を持ち、もう一人は海外におります)
?現在ローンを支払っている中で、さらに親のリフォームローンを組むことができるかどうか。500万が厳しければ、100万であればなんとか現金で用意できるので、400万のローンという方法も考えています。
夫は年収650万程度(36歳)私が450万程度(34歳)です。現在夫が月7万程度、私が5.5万程度のローンを支払っています。(ボーナス時返済あり)
?妻である私が一部(100万程度)ローンを組むことは可能かどうか。・・・給料の一部を財形貯蓄していますが、その銀行であれば有利な条件で借りれるリフォームローンがあります。ただ、夫の実家の名義とはまったく関係しない人間なので、おそらくリフォームローンはくめないだろうとは思いますが、何か方法があれば教えていただきたく思います。
ななちゃん2さん ( 大阪府 / 女性 / 33歳 )
回答:1件
リフォームローンの審査内容。
ご質問ありがとうございます。
リフォームローンについてのご質問ですね。どのような場合にローンが通るか通らないかについては、リフォーム工事に関わっている私どものような立場よりも、ローンの契約に直接携わっている金融関係の方の方がより正確にご回答できるかと存じます。ただ、実際のリフォームローンの申込の実務に関わることが多いため、経験的に申し上げることはできるかと思います。ただいわゆる優遇的なリフォームローンではなく、リフォームのローンが適用できるかの視点でご指摘させていただきます。
1、建物の名義人(あるいはりフォームを御希望されている当事者)とリフォームローンのご契約者の名前が異なることがあるかというご質問ですが、これは単にリフォーム工事のご契約者をローンの申込人と同じすることで、ほぼ解決できます。建物の名義人だけでなくとも、リフォーム工事のご契約者になることは、名義人からの委任があれば、事実上可能となっているようです。
2、現在、住宅ローンを抱えながら、別のリフォームローンを組めるかについてのご質問ですが、これはご契約者の支払い能力についての金融的「信用」次第かと存じます。優遇的金利が得られるかどうかはさておき、年収だけでなく、他の債務関係、資産関係、過去の金融事故歴などを銀行やローン会社が総合的に判断して、合否を査定しているようです。
3、についても、リフォーム工事の一部のご契約を奥様名義にすることで、適用対象となるようですが、優遇的金利は無理かと思います。実体験によりますと、100万円以下の融資は比較的容易のようで、300万以下の融資については勤務先の信用度、過去の返済履歴に支障がなければ大丈夫なケースが多いようです。500万円以下となると資産関係や年収、他の債務関係の調査もあるようです。
評価・お礼
ななちゃん2さん
私の理解不足で専門外の質問をさせていただい申し訳ありません。にもかかわらず、ご丁寧な回答ありがとうございます。とても参考になりました。このたびはどうもありがとうございました。
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