前略 白色申告から青色申告への切替でご指導をお願いいたします。
H15年にアパート(6戸)1棟を建築し白色で確定申告をしておりました。
H19年に中古アパート(6戸)1棟を借入金で購入いたしました。
2棟で12戸となり事業規模となったため不動産屋さんの薦めもあり「所得税の青色申告承認申請書」を提出いたしました。
市販の会計ソフトにH18年度の確定申告書から前期繰越残高(固定資産額・借入金・前払金・公共施設負担金等)を入力したら元入金が-3百万円となってしまいました。
H15年に建てたアパート建築時に自己負担として3百万円程度を出資しております。
事業主貸・借の関係で元入金がマイナスとなるのでしょうか?
このデータから出発してH19年度のデータを入れても良いものでしょうか?
教えてください。
草々
レオパパさん ( 千葉県 / 男性 / 53歳 )
回答:1件
元入金がマイナスでも大丈夫です
こんばんは レオパパさん。
コンサルタントの若宮光司です。
個人事業の青色決算書にある『元入金』の欄は、会社でいう『資本金』と『利益剰余金』の合計と『事業主貸』『事業主借』の集約欄と思ってください。
事業の通帳から生活費を引き出すと『事業主貸』として処理し、事業の通帳の残高が足りなくなってほかの通帳から資金を移動すると『事業主借』として処理します。
年度末に『事業主貸』と『事業主借』とを相殺して、『事業主貸』に残高が残れば『元入金』を減額、『事業主借』に残高が残れば『元入金』を増額させます。
これで翌年の繰越を『事業主貸』と『事業主借』がリセットされてゼロからスタートするのです。
つまり、事業から持ち出した個人的なお金が多かったり、赤字が続いている人は、
『元入金』はマイナス表示されるのです。
ですから、平成19年度のスタートがマイナスでも大丈夫です。
大事なのは右と左の各合計額が一致することです。
評価・お礼

レオパパさん
早速の回答有難うございました。
マイナスからスタートしてみます。
有難うございました。
回答専門家

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