対象:お金と資産の運用
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初めて質問させていただきます。
イギリス在住の40歳専業主婦です。夫45歳、学齢の子供が二人。年収は手取りで約500万円です。
先日、夫の父(フランス人)が亡くなり約4千万円の遺産を相続しました。
現在フランスの普通口座に置いてありますが、
この先どのように管理して行ったらいいものか、突然のことで戸惑っています。
冒険はしたくありませんので、リスクを低く抑えつつ増やせる方法を探しています。
(夫婦とも体があまり丈夫ではなく、この先主人の仕事量を減らしてもやっていける方向に持って行きたいと考えています。)
今の私たちには定期に入れる程度のことしか思いつきませんが、
定期預金の利子はイギリスのほうがフランスより1−2%高いようです。
イギリスに全額移した方がいいのでしょうか?
将来フランスに移住する可能性もあり、夫はフランスに置いておきたい気持ちが強いようです。
アドバイスよろしくお願いします。
補足
2007/10/13 08:07追記
持ち家はありません。
購入も視野に入れてはいます。
オフショア銀行での定期預金は
普通の銀行(フランスまたはイギリス)に比べ、
どうなんでしょう・・?
スズキさん ( 東京都 / 女性 / 40歳 )
回答:2件
通貨分散して運用をしてはいかがでしょうか!
はじめまして!“スズキ”さま。
国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
まずは、義父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
さて、通貨に関しては、幸いにしてポンドもユーロも円よりは、はるかに金利が高いため、運用には適しているといえます。
また、このところの米ドルの下落により、ポンド並びにユーロの役割は、国際的にも見直されています。
私は、「通貨分散」の観点からも、ポンドとユーロにて分けて保有されることをご提案致します。また、ご質問の銀行口座ですが、一般のコマーシャルバンクよりもオフショアバンクの方が、金利も高いため、オフショアネットバンキングなどを利用されてはいかがかと思います。
その上で、今後の生活設計のために、一部ファンドによる運用をされてはいかがでしょうか?
4000万円の内、2000万円はポンド建て並びにユーロ建ての預金とし、残りの2000万円相当で、海外ファンドによる「ポートフォリオ運用」を検討されてはいかがかと思います。
現在、日本国内においても“低金利”の中、確実な投資先がないために、敢えて外貨で「ポートフォリオ運用」をされている方が大変増えてきております。
その大半の方が、年率10-12%程度を狙うポートフォリオにて運用をされていらっしゃいます。
もし、海外ファンドを用いた「ポートフォリオマネジメントサービス」にご興味があれば、弊社は海外ファンドのプランニングを専門に行っておりますので、一度以下のHPをご覧頂ければと思います。
http://www.ifa-japan.co.jp/
現実に、海外在中の方で、日本よりアドバイスを行いながら運用をされている方もたくさんいらっしゃいますので、お気軽にご相談ください。
尚、こちらのメールマガジンでも、海外ファンド情報をご提供していますので、あわせてご覧頂ければ幸いです。
http://www.mag2.com/m/0000121186.html
評価・お礼
スズキさん
分かりやすい回答ありがとうございます。
だんだんいろんなことが分かってくると
面白くなってきました。
参考にさせていただきます。
回答専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
荒川 雄一が提供する商品・サービス
中小企業及び従業員の税制メリットが大きい「選択制401k」の導入支援を行います
保有されている投資信託の診断並びにアセットアロケーションの見直し
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
金利と為替、定期預金と国債について
スズキ様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
現在の両国の金利を比較すると確かに1.5%程度差が有るようですね(日本での外貨預金の差で把握)。しかしながら、資産の増加を考えた場合は、通貨間の金利差よりも為替の変動の影響が大きくなります。現在ユーロと英ポンドの為替は、ユーロ高の傾向があり、近い将来もこの傾向が続くものとされています。従いまして、折角両国に基盤があり、将来フランスにお住みになる予定があるのでしたら、ユーロで保有されるようお勧めします。
ところで、リスクを抑えてゆっくり増やす方法は、1.定期預金、2.国債が考えられます。国債のほうが定期預金より金利が高くなります。従いまして、より金利が高いフランス国債の購入をお勧めします。利子配当が当面必要でなければ、フランス国債にはストリップ債(利子が付かない代わりに、利子分が割引して発行され、償還時に額面で還ってきます)が有りますから、ご購入を検討されては如何でしょう。
また7年以上の投資・運用の場合、リスク(運用のぶれ)はありますが、インデックス・ファンドの購入をお勧めします。現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。今回大統領がサルコジ氏に替わり経済政策が変わりました。その点でフランスの立ち直りに期待するのも一手段として有功と考えます。フランス・パリ市場を代表する株価指数はCAC40です。またロンドン市場を代表するFTSE100になります。
以上東京からです、英国・フランスの実際の様子は分かりませんから、理論的な事柄を記載しました。為替は水物です、フィナンシャル・タイムズなど新聞の論説などで継続的にフォローください。
評価・お礼
スズキさん
迅速で丁寧なお返事ありがとうございます。
ここ数ヶ月自分なりに情報収集していましたが、
その多さに圧倒されて必要な情報にうまく
たどり着けない感がありました。
勉強しなければならないことがまだまだありますが、
いただいたアドバイスのおかげで、道筋が見えてきたように思えます。ありがとうございます。
スズキさん
オフショアの弱点って?
2007/10/14 01:38アドバイスをありがとうございます。
確かに分散することは考えてみた方がよさそうですね。
日本から遠く離れた、事情も違う場所でのことを
伺うのは躊躇があったのですが、大変参考になりました。
メルマガもじっくり読ませていただきます。
ポンドやユーロでオフショア預金をするなら、
特に何がリスクになるのかよく分からない
(だったらなぜみんな利用しないのだろう?的な疑問)のですが、
この場合のオフショアの弱点って何なんでしょう?
初歩的な疑問ですみません。
スズキさん (東京都/40歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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