対象:教育資金・教育ローン
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教育資金の貯め方について悩んでいます。
お金のことについて素人のため、アドバイスいただけたら幸いです。
夫婦ともに30歳、未就学児の子供が2人います。
4年前から教育資金用として、ドル建て保険に加入しています。(月の保険料145ドル、10年払込、年3%最低保証、死亡保証5万ドル)
これだけでは教育資金が足りないので、最近投資の勉強をはじめ、ドル建て保険よりつみたてnisaで増やした方がいいのではないか、と悩んでいます。
夫婦の選択肢としては、
1.ドル建て保険を払済にして、つみたてnisa+掛け捨て保険
2.ドル建て保険を続けて、+つみたてnisa
を考えていました。
しかし、このことについて無料相談のFPさんに聞いたところ、ドル建て保険をやめて変額保険(ユニットリンク)を、と勧められました。
他の保険に入るという選択肢はなかったので、とても悩んでしまっています。
ドル建て保険や変額保険は教育資金目的としてありでしょうか?
FPさんは、変額保険だと払い込んだお金をいつでも少しずつ好きなときに出せる、と言っていましたが、本当ですか?調べても解約返戻金のことしか出てきません…
またできれば支払いは10年ほどで終えたいと思っています。
10年で払済にするとたいしてお金が増えていないときにやめてしまうので、投資として生かせてないのでは?死亡保証も減ってしまうので保険としても使えないのでは?と思っています。
この考え方は合っているでしょうか。
ドル建て保険の為替リスクを考えたら、払済の損失(30万円ぐらいになりそうです)を考えても変額保険の方がいいのでしょうか。
もしくは自分で投資する方がいいですか?
質問が多く申し訳ありません。
まだ変額保険の契約はしておらず、検討中になっています。
調べても頭がこんがらがるばかりです…
アドバイスよろしくお願いいたします。
kyu_uさん ( 東京都 / 女性 / 30歳 )
回答:3件
教育資金準備について
はじめまして。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。
円建て商品で利率が高い商品がないため、運用先は悩みますね。
教育資金の準備についてですが、まずはいくらぐらい貯めたいのか考えましょう。
次に準備したい教育資金をどのように貯めるか検討です。
何パーセントの利回りだと目標を達成できるのかの検討です。
その利回りにより投資先が違ってきます。
もちろんリターンが高ければリスクも高くなるため、ご自身の性格と経済にどのくらい興味を持てるかにより投資先が変わってきます。
投資先としては次の物が考えられます。株式、投資信託、変額保険、外貨建保険などです。
運用期間が10年を考えると変額保険、外貨建保険よりもつみたてNISAのほうがいいでしょう。保険は保険がついている分利回りは落ちます。保障も欲しいというのであれば考え方が違ってきますが。
現在加入中のドル建て保険については、解約返戻率の推移を見せてもらわないと何ともいえませんが、目標の利回りを取れないのであれば解約して解約返戻金をNISAで株式投資も一つかもしれません。
どちらにしてもご自身の性格と経済への興味度により検討してみてください。
回答専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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各々にメリットもデメリットもありますので慎重に考えましょう
kyu‗u様
ご質問ありがとうございます。
FP事務所MoneySmithの吉野です。
まず教育費の準備方法で目的をしっかりと考える必要がありますね。
現在の外貨建て保険を解約して約30万円の損失が出るのであれば、これからつみたてnisaを始められても、損失を取り戻す事から始まってしまいます。
また代替商品として変額保険へ切り替えたとしても、解約時の損失と保険加入によるコスト高で更に損失を取り戻すのに時間がかかる可能性がありますね。
外貨建て保険は解約をする時の金利情勢によっては、予定していた解約返戻金よりも少なくなる可能性があります。
ご質問を拝見すると、FPにご相談されているとありますが、FPの資格を持った保険募集人にご相談されたのではないかと思います。
現在の契約が10年払いであれば、4年経過でもある程度解約返戻金が溜まっていると思いますので、払済保険という選択肢が比較的、損失が少ない可能性もありますね。
教育費の準備で、万が一の時の保障も必要なのか、純粋に教育費だけの準備が必要なのかによっても保険でで準備する方法と直接投資で準備する方法で選択しが変わります。
教育費だけに捉われず、幅広い視点で、考えて慎重に準備方法を決める必要がありますね。
回答専門家
- 吉野 裕一
- (広島県 / ファイナンシャルプランナー)
- FP事務所MoneySmith
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お金についてのご相談
商品選択と本来のFP相談について
kyu_u様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、変額保険の契約はしておらず、検討中とのことなので、理解できるまで、いったん話を止めた方がよいと思います。
過去こちらのQ&Aにも、勧められるままに変額保険を契約し、あとで思いなおして、解約しようとしたところ、解約控除が大き過ぎて、解約できずに悩んでいるといったご相談が多く寄せられています。
ドル建て保険については、最近は特に急に円安・ドル高が進んだので、月の保険料の支払額がアップして家計を圧迫しているのではないかと拝察します。
一方、つみたてNISAなど、投資信託を使うのであれば、例えば、月1万円なら1万円の範囲で買付けをしますので、積立額が変動せず、計画が立てやすいといえます。
無料相談のFPさんからの提案も、積立額が変動しないという趣旨で変額保険なのかと推察します。
なお、変額保険は、死亡保障の機能が付く分、つみたてNISA等で投資信託を買付けるよりも、必然的に保険関係の手数料が高くなります。
その手数料には、おそらくそのFPさんが受け取る手数料も含まれますが、一般的に手数料額は明示されません。
相談自体が無料なので、保険の手数料で採算を取らせてください、という話なのかと思います。
さてそこで、今後どのようなアクションをとるべきか、ですが、まずは、現状で必要となる死亡保障額を算定してみることをおすすめします。
例えば、万一の時の公的遺族年金、住宅ローンの団体信用生命保険、職場の福利厚生メニューの団体保険など、他のものである程度までカバーできるケースもあります。
万一の時は、(妻の)実家に戻り、家賃の支払をなくす、とFP相談内でお話された方もいらっしゃいますし、計算は単純ではありません。
そのうえで、掛け捨て保険を組み合わせるのがよいか、ドル建て保険を継続するのか、など具体的な数字のシミュレーションをして決定されるとよいと思います。
ちなみに、「FP相談=商品提案」と思っている方が多いですが、本来のFP相談は、ライフプランニングといって、各ご家庭の、主にお金の面から見た人生設計をもとに、具体的な数字で計画表を作成し、その数字を見ながら、最適な金融商品、保険商品、住宅ローンなどのプランを設計をするプロセスを指します。
万能の金融商品、保険商品は存在しないので、それぞれのライフプランに合った選択が必要となります。
なおもし、保険提案に偏らない相談を希望される場合は、有料のFP相談を利用するのも、ひとつの選択です。
その場合は、単に相談が有料というだけでなく、相談料以外に受け取る手数料がある場合は、その手数料額や計算方法等についても丁寧に説明してくれるFP事務所を選択されるとよいと思います。
長々と書きましたが、多少でもご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
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