対象:マナー
先日、上司と一緒に取引先に伺った時のことです。
応接室に案内され、席に座ったのですが、持っていたかばんをどこに置いたら良いのか分からなかったため、自分の横の席(ソファではなく、背もたれのある椅子でした)に置き、商談をしました。その時は何も言わなかった上司から後で「かばんは椅子の上に置くんじゃなくて床に置きなさい」と注意されました。かばんから書類を取り出すことがあるので、取りやすいようにと思ったからだったんですが違っていたようです。本来どこに置いたら良かったのでしょうか。
スノー2250さん ( 島根県 / 女性 / 40歳 )
回答:1件
基本的には足元に置く
こんにちは、スノー2250さん。
お取引先に伺う時は席次、着座のタイミング、名刺交換、そして、先方様との会話など気をつかうところが沢山ありますね。あなたの立ち居振る舞いはあなたの会社全体の印象として相手に伝わりますので、応接室でのマナーのポイントをしっかりと押えましょう。
ご相談を頂いているかばんを置く位置ですが、空いている隣の席に断りなく置くのはマナー違反です。打合せの場では、一人用に一席が用意されていますので、断りなく、他の席を使うことは「私のためにもっと広い席を用意してくれ」と言っているのと同じことです。
ですので、かばんを置く位置は、基本的には自分の足元(下座側)に置き、相手から「お荷物は椅子の上にどうぞ」など声がけを頂いたら、置かせてもらいましょう。
椅子の上に置かせていただくことになった時には、持ち歩いていたかばんの底が汚れていたりしていないかどうか確認し、先方様や後でお掛けになる方の配慮をしましょう。
また、かばんの形状によっては独自で立たないタイプもあり、床に置くと倒れてしまうこともあります。そのような時は、テーブルや椅子の足などにもたれ掛けるように置きます。お取引先への書類を入れて持ち歩くかばんですので、倒れたり、置き方に乱れがあると“大切に扱っている”という印象が薄れます。
今回の経験を踏まえ、次回お取引先訪問の際にはかばんの扱いも気を付けて、会社の印象アップにつなげましょう。
回答専門家
- 竹上 順子
- (研修講師)
- 代表取締役
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