対象:リフォーム・増改築
実家の相談です。3戸棟続きの2階建て木造住宅の2戸を壁をぶち抜いて1軒として住んでいます。建て替えを考えましたが、明らかにいままでより建築法により、狭くなるため、
リフォームして、耐震補強したら、どんなものかお聞きしたく思います。
ちなみにふすまは閉まりますが、家がゆがんでいるからでしょう。隙間ができたり、天井もぺこぺこしています。こんな場合でも、まだ補強すれば使えるのでしょうか?
また2軒のうち、1軒だけ新築にした場合でも、古い家との間は空間をとらなくてはいけないのでしょうか?
補足
2007/09/20 01:093戸棟続きの残りの1軒は今も使われてて、お隣の所有です。
2軒の敷地は20坪弱と思われます。
端1戸を大幅にリフォームした場合(新築そっくりさんのような)、真ん中の古い家とは、棟続きで工事できるのでしょうか?
今は階段も2つ、お風呂は二つですが、それは物置となり、裏に新しく風呂場、7畳の部屋を増築しています。
ポコアポコさん ( 大阪府 / 女性 / 44歳 )
回答:1件
基準法では全てに遡及します
3戸続きの2戸を使用しているということは、残りの1戸も現在はつながっているということでよろしいのでしょうか。
この場合の耐震補強は、連続している住戸も含めての補強にしないと耐震性が向上したことになりません。
共有している部分が1つも無いのであれば、現状のお住まいの部分だけの補強で済みますが。
どのような補強になるのか補強しても使用できるのかは現地調査とそれに基づく耐震診断をしないと判断できませんが、お話しの状況ではかなりの補強が必要になりそうな気がします。
しかし家のゆがみの対策を講じないと歪が大きくなってきますので、緊急の課題として歪の修正は必要でしょう。
最後のご質問ですが、接続していたらもう一方の家屋の補強も必要になりますし、6月20日から基準法が変わり、増築や改築でも既存の家屋と適切な距離がとられていない場合(変わる前まではエキスパンションジョイントといって30cmでも空けて完全に分離していれば、新築の家屋だけの処理で済んでいましたが)、一体の家屋とみなされて、全ての家屋に現行の基準法に沿うような改修が要求されるようになりました。
ポコアポコさんの今回のケースは3戸棟続の家屋ですので、耐震補強にしても建替えにしても、残りの1戸と完全に分離しない限り3戸全てに基準法の適用が遡及されて来ます。
耐震診断や補強方法などは専門知識が必要ですので、信頼の置ける建築士や診断士に検査依頼されることをお奨めします。
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ポコアポコさん
ありがとうございます
2007/09/20 09:07 松尾様
早速お返事を頂きありがとうございます。
残念ながら予想されているとおり、お隣は別の人のものです。
3戸耐震は考えられないことになると思います。
あとは、左1戸がお隣で、真ん中右がうちの家ですが、右1戸だけ例えばリフォームをしたとしても、真ん中との家の間にその空間はいるということになるのでしょうか?
古い家ですので、敷地自体は20坪くらいと思います。
現実問題としては、真ん中の家も補強はいるのでしょうが。
ポコアポコさん (大阪府/44歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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