対象:住宅検査・測量
回答:1件
ローン借入に際し、分筆、合筆について
不動産コンサルタント&FP 野口です。
ローンを申し込む前に、登記上分筆が完了出来ている事が必須です。
ななしさんが述べておられる、「分筆する意図」が金融機関に分かてしまいますと銀行等の心証は良くありません。融資条件が悪くなることが懸念されます。
分筆した目的等が合理的で、貸手にも納得が行く理由が必要でしょう。
ローン実行後に再度「合筆」との意向ですが、その必要性が何か具体的にあるのでしょうあか?
その必要が有って「合筆」すれば、前筆の土地抵当権は、追加した土地にも及ぶでしょう。
合筆する時、登記申請する司法書士は、前筆の抵当権者であるローン貸手(金融機関)に確認する事は必至です。
これでは、分筆した意味が無くなります。
分筆には、隣地確認、測量、登記申請等十数万円必要です。
それを含めて、十分ご検討ください。
尚、「住宅担保ローン」とななしさんはおっしゃっていますが、ここでいうローンには「住宅ローン」と「不動産担保ローン」があり、混同されない様ご留意を。
具体的な事も含めて、個別案件は、こちらへ http://www.iriscon.co.jp
評価・お礼
ななしさんさん
2017/08/26 17:49お返事遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
この度は沢山ある質問件数の中から回答いただきありがとうございました。
説明が不十分な所があり申し訳ありません。
以下、詳しくご説明しますとこのような内容です。
100坪ほどの土地の一角に家を建てることを検討中です。
住宅ローンで借入する際、担保としてすべての土地が対象になるかと思います。
それを避けるため土地を分筆しようと考えていますが、
今後、住宅以外の土地の部分にも家を建てるつもりです。
そうなった場合、下水道・電気が2契約になってしまうため合筆して1契約にしたいです。
その際、分筆し、合筆する際考えられるデメリットがあれば教えていただきたいです。
また回答いただけるのであればどうぞよろしくお願い致します。
野口 豊一
2017/08/28 13:53高い評価有難うございます。
下水道・電気が2契約になってしまう。との事ですが、各筆ごとに契約しなくてはならないのでしょうか?
福井の特殊事情が有るのでしょうか?再度お調べ下さい。
東京では、契約の自由に基つき、土地所有者が、分筆したからと言って、下水道(東京都)
電気(東京電力)とも必要は有りません。これが普通と思います。
現住宅地以外の部分(分筆)に住宅・建物を建てる場合、同一所帯で有れば、敷地内で延長工事をすればよいと思います。
分筆し、契約を2つにすれば、当然基本料金が2つ必要になります(割高)
今後も分譲など予定が無ければ、1つ契約で十分でしょう。
回答専門家
- 野口 豊一
- (神奈川県 / 不動産コンサルタント、FP)
- 代表取締役
不動産の売買、投資をFPの視点よりコンサルタント
独立系のFP、不動産業者とは一線を画し常に第3者の観点からコンサルタント、長年のキャリアと実践て培った経験をを生かします。法律、経済、税務など多角的に論理整然とし、これを実践で生かします。誰にも負けない「誠実性」「洞察力」を発揮します。
(現在のポイント:-pt)
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