対象:リフォーム・増改築
回答:2件
曽根 省吾
一級塗装技能士
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屋根塗装かカバー工法の悩みについて
現状を拝見していないため、あくまでも築29年ということで、お答えします。
同じ築29年でも、スレートの品質には差異があります。
環境もそうですし、工場で作られた品質の差もあるようです。
同じ築10年同士のコロニアル屋根でも、スレートが反りあがって塗膜が剥がれ落ちてしまうものもあれば、コケが発生している程度のものもあります。
http://www.nuru.co.jp/roof/
築29年ですと丁度このお宅がその程度の築年数でした。
これは屋根の葺き替えですが、下地の状態がわかると思います。
https://youtu.be/VOMjD6O30l8
天井に少々の雨漏りがあり、原因を突き止めて雨漏りを止めた対策を施したうえで、屋根の状態だけを見れば塗り直しだけでも大丈夫でしたが、施主様のご希望で葺き替えをいたしました。
現状雨漏りがないということですが、スレート表面は大丈夫でも、棟カバーなどの釘抜けやさびはおそらくあるでしょう。
北側などは湿気がこもりやすいため、下地の野地板やルーフィング(防水紙)もふやけて機能は完全に失われている場合も考えられますが、それがすぐ雨漏りに直結するということはないとは思います。
ちなみに全工程がわかるものも載せておきます。
築十数年の葺き替えはこちらです。https://youtu.be/leyztJevsnM
あと20年はお住みになられることも考えられますが、築年数的には今からカバー工法までの費用をかけての工事は、費用対効果でどうなのかなと思います。
今後どの程度今のお家に住む年数と、スレートの状態が一番重要な部分でそれが知りたいですね。
最悪を考えたときもしスレートが風化していたんだいれば、もろくなっているため最悪は歩いているだけで部分的にですが、ひび割れてしまうこともあります。
スレートがしっかりしていても、下地がふやけて傷んでいればそれも歩いた感触である程度わかるものです。
もし塗装をしたとしても築40年ほど経ってアンテナの交換や、むやみに点検などで屋根に今後登らせてしまうとひび割れる可能性も出てくるのでむやみに屋根の上には載せない方がいいかもしれません。
ただし現状のコロニアルはアスベスト入りのものでないのでつくりはしかっりしているものになりますので、最近の築十数年の屋根材より強固の者になっています。
築10年程度のものは、法改正などによりノンアスベストのものになっているので、昔のものよりもろく歩くだけでもひび割れてしまうものもあるのでその辺だけを考えればまだ安心なのかなと思います。
結論的には、費用対効果を考えて塗装かなと思います。
なおガリバリウムより質がよいものも出てきています。
https://youtu.be/B22iBnZ-zVY
評価・お礼
Tibitanukiaaaさん
2017/02/04 21:09さっそくの回答 ありがとうございました 紹介いただいた画像内容をよく見てさらに質問をするか専門家の方に調査お願いするか判断します ご回答ありがとうございます
曽根 省吾
2017/02/04 21:14どうやら希望とする回答者の方ではなかったようですね。
失礼しました。
良い工事願ってます。
田中 徹正
リフォームコーディネーター
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ご質問にお答えします。
はじめまして、トーシンリフォームの田中と申します。
ご指名でのご質問ありがとうございます。
早速ですが私の意見を述べさせて頂きます。
先ずは、130平米の屋根の概算見積りを考えます。
屋根を塗装ならば、足場工事や下地処理等を含めて、シリコン塗装で50万円~60万円ではないかと思います。
屋根をカバー葺きするならば、横葺きのガルバリウム鋼板を使って、90万円~110万円といった所かと思います。
50万円の差額との事ですので、金額的には妥当なのではないかと想像します。
では、どちらの工法を選定するのが良いかという事は、実際に見てみなければ判断できませんが、弊社では築20年を超えているお宅に対してカバー工法は薦めません。
費用は掛かりますが、屋根工事は葺き替えが基本です。
古い屋根は剥がして、下地確認し、腐食部分を直して、新しい防水紙を貼り、新しい屋根を葺く。これが理想的な工事です。130平米ですと120万円~140万円が目安です。
下地の木材を交換や補修をしないというのが、好ましくない状況であることが多いと思いますので、慎重にお考えになられた方がよろしいと思います。
場合によっては塗装でも大丈夫だと思います。
但し、耐久年数としては10年位が限界でしょうし、屋根の古さから考えて、塗装前の補修をしっかりと行ったとしても、10年以内に雨漏りが発生する可能性は高めだと思っておいた方が良いですね。
塗装は屋根材の保護にすぎず、防水工事ではありませんので。
その家にあと何年住むつもりかによって考えも変わってくると思います。
10年後に建て替えをお考えであれば塗装。
15年以上住むご予定であれば葺き替え。(ご予算等によりカバー工法)
というのも一つの考え方だと思います。
最後に、雨漏りは起こしていないとの事ですが、室内に水滴がたれるような雨漏りは末期の雨漏りです。
屋根裏や下地の木材などまでは雨漏りが来ているかもしれません。
現場調査の段階でしっかりとした調査をされる事をお勧めします。
お住まいが東京都との事ですので、弊社の工事エリア内かと思います。
本気でお考えであれば、お問い合わせ下されば、直接対応させていただきます。
(電話番号 0120-775-388)
良い工事になる事を心より祈念いたします。
株式会社トーシンリフォーム 代表取締役 田中徹正
お気軽にお問い合わせ下さい!
【 ウェブ http://www.ts-rf.jp 】 【メール info@ts-rf.jp 】
評価・お礼
Tibitanukiaaaさん
2017/02/04 21:19早速の回答ありがとうございます 費用とあと何年か住むかという判断がありますが20年以上は住みたいと考えています。本気で考えていますので迷惑でなければご相談したいと思います 実行の時期はもう少し先になるかと思います 屋根の持つ状態の報告にもよりますが悩んでおります ありがとうございます
(現在のポイント:-pt)
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