対象:お金と資産の運用
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お世話になります。夫900万、私450(時短中のため。フルタイム復帰後は600万弱?)です。子供3歳です。
住まいはすでに所有しており、今後も購入の予定はありません。
今まで夫婦別々の財布だったのですが、育児も落ち着いてきたので、ライフプラン計画の元、きちんと家計管理をしておきたいと考えました。
今のところ、貯蓄は夫婦共同名義口座に550万、個人通帳で900万、夫800万、それに株(優待狙いのため、金額的には200万にもいかないと思います)です。
今後5年程度の大きな出費としては、自宅リフォームに500万、車の買い替えが150万ほどを見ています。
なお、共同名義口座には、生活費とは別にこれから夫婦で年300万程度貯金していくつもりです。リフォームや車はこの積立からまかなうつもりです。子供の教育資金もゆくゆくはこちらで使おうかと思います。
非常に単純な考え方ですが、現在の共同名義口座550万を現金として持っておき、夫婦の1700万の半分程度を夫婦の老後等に向けて、投資に充ててもいいかと思っているのですが、どのくらいの期間でどの程度の金額で積み立ていけばよいでしょうか。
ポートフォリオですが、国内公社債や先進国債権などの比較的安全な資産を50%ぐらいで、あとは株/REIT(国内、先進国、新興国)を各分野に10%づつと考えています。インデックスファンドの積み立てがいいかなと思っています。今までほとんど貯金に積みあがっていたので、いきなり数十万単位で購入することに躊躇してしまいますが、1700万もあるので、月10万ずつの積み立てではもったいないかなあという気がしています。ご意見いただければ幸いです。
youmeconさん ( 京都府 / 女性 / 38歳 )
回答:2件
投資の最初は、少しずつ。
youmeconさんへ
こんにちは。
積立投資を始められるとのこと。これからのことに問題意識を持っておられることのあらわれですね。
積立投資を、どのくらいの期間で、いくらくらいで行うか。
こればかりは、実際にやってみないとわかりません。毎月1万円ずつの積立であっても心臓がどきどきする方、一度に数百万円単位ではじめても平気な方。どちらもいらっしゃるからです。
弊社でライフプランフォローをしているお客様をみてわかることは、
結局のところ、成果の大きさを追求する投資よりも、ストレスが少ない長続きする投資がよいということです。例えば、投資信託を積み立てる、個別銘柄を少しずつ投資するといったことです。
ご相談にもあるような毎月一定額もよいように感じます。
毎月10万円ずつ行っても、3年後には360万円、5年後には600万円になります。
塵も積もれば山となります。最初は物足りない位でちょうどよいと思います。
無論、運用結果を定期的に確認することを心がけてください。
ご自身の資産のうちどの位の割合を占めているかも、気にかけていきましょう。
上津原マネークリニック
上津原 章
評価・お礼
youmeconさん
2016/05/17 12:43回答をありがとうございました。まずはやってみることが大事ですよね…。
あまり考えすぎず、少額から始めてみます。
ありがとうございました。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
貯蓄も多くなり、資産全体を見直す良い機会だと思います。
初めまして、FPブレーンの岩川と申します。
内容を拝見しました。現在のご夫婦での資産からも、具体的な資産管理が必要ですね。
youmeconさんのお考えのように、リフォームなど将来の出費をある程度予測管理し、「使うお金」と「使わないお金」をしっかり区別することが家計効率化の一歩ですね。
「使うお金」は、流動性重視。共同名義口座に貯蓄するというお考えで良いとお思いますが、年間300万の貯蓄ですと、2年もすれば、1,000万になりますから、この口座での管理額(上限)を決めておき、あふれた部分は投資に回してもよろしいかと思います。(または、上限が決まればはじめから積立投資にするか)
「使わない金」・・・・10年以上じっくりと寝かせることが出来る資金ならば、しっかりとリスクをとって運用されるのも良いと思います。価格変動をあるものの、十分な運用期間があれば、計画的な資産形成が可能です。
長期の場合はご指摘の通りポートフォリオ運用です。
ただ、国内公社債や先進国債券は比較的安全な資産と考えているようですが、国内公社債は、ご存じの通り、マイナス金利の影響で長期投資の対象として考えるには配分が大きく非効率的に感じます。
また、先進国債券のインデックスの最終利回りは約1%程度です。つまり、年間1%の収益を上げるために大きな為替変動のリスクを受入れる事になりますので、決して元本割れの低い安定資産ではありませんのでリスクを消化する時間が必要です。
長期投資は、価格変動に振り回されずに、保有し続けることさえできれば、元本割れを極端に心配する必要は無いと思います。
なかなか一言では、回答出来ませんが、きめ細かいプランを立てる事で、安心した資産形成が可能になると思います。
ご不明な点があれば、気軽にご質問ください。
評価・お礼
youmeconさん
2016/05/17 12:53具体的で実践的なコメントありがとうございます。
>長期投資は、価格変動に振り回されずに、保有し続けることさえできれば、元本割れを極端に心配する必要は無いと思います。
うーんそうなんですね。
1.
株やREITであっても、10年以上の長期・インデックス運用であれば、もう少し比率を上げても大丈夫という理解でよいでしょうか。
2.
安全資産として国内公社債以外に、社債も視野に入れていこうかと思っています。社債を選択するときのポイントを教えてください(銘柄/償還期限など)。
3.
岩川さまの2013年の回答で、
しかし、学資目的で10年以上寝かせられる資産なら下記も良い選択肢になります。
・一時払、前納の生命保険(10年後のリターンは現時点で定期より有利)
というご回答がありましたが、これについて質問させてください。
・現状でもそうした商品はあるのでしょうか。
・保険に入るならば掛け捨て、貯蓄性保険は条件が悪いので避けるというのが多くのFP本に記載がありそのように思っていたのですが、勘違いでしたでしょうか。
以上いろいろと細かい点で恐縮ですがご教示いただけると幸いです。
岩川 昌樹
2016/05/18 10:561)資産配分は、価格変動耐えられるか。といったリスク許容度、リターン、また性格なども考慮します。株式、REITなどの投資を「損する可能性が高い=リスクが高い」と考えることが少なくありませんが、リスクは「価格変動の幅」を意味します。価格変動を受入れ、資産形成される期間をしっかり保有できれば問題ないと思います。
ポートフォリオにおいては株式の配分を増やすことでリスクを下げる効果もあります。
2)史上最低の金利下では、ローンは低金利で固定させるのはメリットですが、社債と言っても低金利のまま固定はあまりしたくはないですね。
(途中で金利上昇するとそのまま低金利の社債を保有しなければならないですね。実質投資機会の損失です。)
市場の金利に連動できるように、社債組み入れの投信を購入した方が、良いのではないでしょうか。
3)良い質問ですね。ご指摘の通り、保険は掛け捨てです。貯蓄性保険は間接的に債券投資をしているので、ダイレクトに債券に投資するのが有利です。貯蓄保険の利用は、投資アレルギーで、普通預金しかできない方の選択肢かも知れません。
ただ、今は、マイナス金利となり、定期や国内債券より、実際に貯蓄保険が有利な場合もありますが、金利上昇も考慮すれば、保険は保障として購入するもので、資産形成の商品と考えない方が良いと思います。
スミマセン、長くなりました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
(現在のポイント:-pt)
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